ヘンロ旅日記(15）

ふれあいパークみの宿泊早朝出発は雨の降る暗い5：50分歩き始めました。

国道11号線もまだ薄暗く雨が降り続く。

国道11号線は交通量も多く時々窓を開けたドライバーから頑張ってと声の接待が届きます。

私にとってドライバーからの励ましの声が嬉しい。

歩く遍路姿は私ぐらいだけと思っていました。

前後見ても遍路姿は全く見えない。

国道11号線から右に曲がり住宅街に

入ってくる頃になると雨も大分静かになりました。

73番出釈迦寺近くまで来るとミカン畑が目立つようになり遍路休憩所までありました。

ミカンの無人販売所も有り袋売りがある。

袋売りの無人販売を見てこんなに多くのミカンを買っても食べきれないし荷物にもなるし

一個一個売ってくれれば有り難いのになあ‥と思いながら買うことはしなかった。

ミカン農家さんはこのへんの所どう考えているのでしょうか。

私は実際喉が渇いていたから本当のところ買いたかった。

遍路休憩所からもう73番出釈迦寺はもすぐに10数分で着きました。

出釈迦寺の山門は入ると手洗い所に綺麗な花が沢山生かっていました。

おそらく住職の女将さんが手作りで作ったのでしょう。

とても綺麗だった。

境内はこじんまりしていて打つ時間が少なく掃除も行き届き女性が動くとこんなにも綺麗になることに感謝しました。

次は72番曼茶羅寺距離は歩いて7~8分で短い距離です。

ここも山門はいると花がありました。

お隣さん同士の札所はここも女将さん手作りの花が生けてありました。

ここも素晴らしい花の数々が目に留まり女将さんの心遣いが優しい瞳なのだろうと想像していました。

72番曼茶羅寺で女将さんらしい人を見たような気がしました。

女将さんに言葉を掛けたかったが先を急ぎましたので残念しました。