久しぶりの開け放された窓からは今冷たい風に触れてすこし寒いくらいです。
さて遍路:いよいよ四国遍路旅も終局になってきました。
境目トンネルは四国最後のトンネルを抜けることが出来ました。
遍路旅で私にとって最も恐怖感を抱く歩きはトンネルでした。
トンネルの怖さは建築にあります。
構造に特に気に掛けることが多かった。
トンネル内の歩道の多くは側溝であったり柵があったり無かったり全く車道を歩いたりする。
特に怖さを感じることは歩く直ぐ隣にスピードあげて走行する車の風圧とぶつからないか常に抜けるまでは
緊張の連続があり車の運転手にこちら側の私の姿が見えているのか余計なことばかり考えることが多い。
今回最後の境目トンネルでも距離はおよそ1km。
この1kmは常に歩く歩道は80cm~90cm位の幅で車道との柵は無く大型車両のスピードの風圧が私の身体を押し出すような全身が
飛ばされ持って行かれそうになる。
トンネル内は自然と足早になり速度も上がり歩く時間も少ないような気がする。
時時このトンネル内で万が一事故に遭われたらどうしようこれも運命かな・・そんな思いも頭を過ることがある。
境目トンネルを通り抜けると急にトンネル内の暗さから外の明るさになり身体全身が安堵感になり一杯に胸をなで下ろしていた。
県境の愛媛県と徳島県の境目トンネルです。トンネル外の明るい太陽が夏のギラギラした暑さが又再び出会う
歩いている192号線は交通量が多く道幅も広くて山間の道を又再び歩き始めました。
今日ここまで8時間以上歩いていました。
疲れもピークに達していました。
県道沿いの山道は緑が鬱蒼と茂って身も心も山を見ていることが唯一の疲れを満たしてくれている思いでした。
192号線を歩きながら休む場所を探した。
道路脇には栗の木があり青い実がついていた。
今日は2022/07/11・・・後一ヶ月すればこの栗も熟し食べられるだろう
思いながら歩いていた。
目の前に大きな広場に大型トラックが止まっていた光景を目にしました。
山間の中に車の休憩場が設けられたいました。
大型車両が10台以上は止められる多くな舗装された駐車場がありました。
今この時間は大型車一台停車していた。
休んでいると思われます。
車両の前を通り過ぎて駐車場の外れまで来ると休むには絶好の場所が見つかった。
座る椅子の高さぐらいのコンクリート壁がありました。
リュックから手荷物まで全てを身から外し舗装道路に下ろし休憩を取ることにした。
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