余禄

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結願目指して夏遍路(30)

2022-10-09 10:13:11 | 結願目指して‥夏遍路(1)

かーてんが揺れる

微妙な風が吹き込んでいる。

北風の冷たさが頬に当たり冷え込む様子が伝わってくる。

天気予報は一日曇りの傘マークがついていた。

BOB会作品展の準備も少しづつ提出に整ってきました。

今年は水彩画は・・梓川の晩秋・・かっぽ酒2点

写真は新日本風土記「空海の旅」からお遍路のお父さん・・妻と歩いた梼原町・・・2点

まだ細かい点に修正が残っています。

 

さて遍路:2022年7月11日宿泊の民宿岡田の予約は同年2月末に予約申し込みしました。

その時は7月23日を一週間以上前に旅行を変更しました。

変更は5月頃に連れ合いが鹿児島の友達と旅行を7月初めに行く約束をしてあり夏休み前の方が旅行客の少ない時期になっていて

私も連れ合いに沿って早めに行くことにした。

民宿岡田の7月11日夕食終えて部屋に戻り

エアコンのスイッチにリモコンのスイッチを付けて

宿の主人からの押し入れから布団を取り出し

6畳和室のテレビ前の片隅に床をとりました。

      

明日朝の出発のリュックの整理も終えて眠りにつきました。

翌朝は朝が早く目が覚め5時前の起床した。

まだ宿の主人は寝ていた時間だと思います。

一人起きてビデオカメラを手に持って宿の戸を開け外へ出ました。

宿の周辺を思い出にカメラを回しました。

新日本風土記「空海の旅」に出てくる民宿岡田の最初の映像を探しました。

映像は私の宿に着く道は192号だったが民宿岡田は建物前の町道があり町道から映した映像でした。

新日本風土記「空海の旅」の民宿岡田の映像がそのまま脳裏に入っていて自分の中では感動してしまった。

ビデオカメラは30分以上撮影していたと思います。

撮影が終わると部屋の戻って又再び布団に入って起床時間までの時間を待った。

前日の夕食時に朝食時間を6時にお願いした。

6時に女将さんが朝食の準備が整ったことを知らせに来ていただき食堂に入りました。

二人分の食膳が準備されていました。

食堂に入って直ぐ女将さんにご飯味噌汁をお願いした。

食事終えると部屋の戻って出発に準備終えて6時半宿を出ました。

若い男性は私よりも足がしっかりして速く歩けることだ出発が遅かった。

若い男性を後にして宿の女将さん主人と一緒の写真を収め出ました。

 

href="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ea/f28e51102975bb565c4361a0bb9ab365.jpg">

 

昨夜の夕食の際細かな話がありました。

雲辺寺まで道のりを脳裏にたたき込んでありました。

川沿いを歩き材木があるところで左に折れる。

舗装道を歩き暫くすると集会所がある。

 

集会所から通り越して細い坂道と別れる道に上る。

ここを主人は間違えないように念を押し話していました。

 

いよいよ雲辺寺までの遍路道入り口に入り険しい道に入ります。

途中には案内表示が次々ありました。

 

これから先上りの坂道が何処まで続いていくのだろうか。

足の不安を抱えながら子供の足より遅いペースで上って行った。

               

 

ここからもう山道に入りました。

足下はなだらかな坂道を上る。

歩きながら正面先を見ると土手向こうには平らな山道に見えるのですが

近寄ってみると坂道から逃れられない。

          

 

山道を歩いて何時若い男性に追い着かれるのか考えながら歩いていた。

民宿岡田を出発して初めての山の中での山道にすわる格好の良い場所を見つけ休憩することにした。

リュックを下ろし持ち物を全て置き水を飲み休んでいました。

ここまでの時間歩く速さは遅い物の初めての歩きを止めた瞬間でした。

およそ一時間以上歩き続けたと思います。

時間は8時頃だったと思います。

休んでいると若い男性が後からおいつきて来ました。

追い着かれて休憩は10分位若い男性も私と同じ場所で休んでいたらしい先の歩き出しました。

もう追い着かれるのも早い若い男性は私を追い越して先へと歩いて行きました。

         歩き始めて身体ももうくたくたで何とか持ち堪えました。

歩いていると突然山道が分からなくなりました。

雑草がたくさんある場所へ出ました。

 

この道で間違いないか迷いました。

他に遍路道らしい場所が無いから雑草が覆われた中に足を踏み込み歩きを止めなかった。

ほんの少し歩くと開けた場所に出ました。

  

 

宿を出るときに宿の主人が話した言葉を思い出しました。

その言葉は山のあそこに見える鉄塔が出口といった言葉を思い出しました。

雑草抜けてその鉄塔は左手に見ることが出来ました。

やっと山を越えられた、、と安堵感になりました。

ここまでの道を越えてきて自分をよく頑張った・・と思いが出てきました。


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