丁酉年 鶏、酉の年が明けました。
明けましておめでとうございます!!!
韓国での鶏、酉の民画について話します。
雄鶏が天を向いて、大きく鳴く姿とボタン(牡丹)を一緒に描いた絵があり、富貴功名を意味する絵です。
雄鶏が天を向いて、大きく鳴く姿は‘功を立てて名前が広く知られる’という意味で、ボタンの富貴を加えられ、富貴功名になりました。
鶏、酉の絵は虎の絵と同じくお正月に「辟邪招福」を意味し、家の門や、家の中に貼りました。
また、鶏は12支動物の中で、唯一羽があり飛べる動物で地上と天を結ぶ使いと思われます。
雄鶏が鳴くと朝日が昇り、光明を恐れる雜鬼がすべて逃げるという伝説があります。
雄鶏の赤いとさか(볏ービョッ)は韓国では地位を願う絵に登場します。
韓国の庭に良く咲いている ケイトウ(鶏頭)花と鶏が一緒に描いてある場合は二つが調和し冠上加冠という吉祥的文書を象徴的に表現している場合です。
この二つの素材を画面の上下に配置させ「冠の上の冠」, 即に「冠上加冠」の意味を象徴的に表しています。
また雌鶏は毎日卵を産み、子孫の繁昌を象徴します。
みなさん!!!
韓国で最高の辟邪招福の絵、酉の絵を貼って、今年も縁起の良い、幸せな年でありますように^^