先週末、小見川の花火を楽しんできた。
鹿島店会の毎年の恒例行事で、春本で食事をした後、桟敷席からの見物となる。
夕刻7時からの打上げ開始に間に合うようにと春本を出た。
車も春本の駐車場に止められ便利は良いのだが、
この付近一帯は、さすがに有名な花火大会ということもあってものすごい人出だ。
人波を押し分けるように桟敷席へと向かう。
路地の両側に出店が並び、各々の店で行列ができていた。
さすがに若い人が多い。
どこからこんなに人が集まってくるのだろうと思いながらも、桟敷席にたどり着いた。
春本から利根川沿いの桟敷席までは約1km強。
満腹後の運動としては、お酒も多少?入っているので少しキツイかな。
桟敷席に着いたとほぼ同時に花火が始まった。
小見川の花火、特に桟敷席から見る花火は格別だ。
花火が打上げられ大輪として大空に広がると同時に、様々な光が湖面に照返す。
それを同時に見る事ができるのだ。
打上げ音もまた格別だ。
一発勝負の世界。迫力ある花火を全身で感じる事ができる。
印象的なのは、やはり水上スターマインだろう。
利根川の下流に向かって仕掛け花火を積んだ船が静かに進むと、
花火師が仕掛けを水面に投げ込む。
しばらくたってから水面から迫力ある溢れんばかりの花火が次々と視界に飛び込んでくる。
ほぼ半円を描くように水面から打上げられたスターマインが、水面の照返しを受けさらに印象深いものとなる。
こちらにまさに迫ってくるような迫力は、ここ小見川花火でしか味わえないのではないかと思う。
写真でもと思ったが、ここは心の中に収めておきたい。
小見川花火も今年で119回目となったそうだ。
また来年も楽しみにしたい...。