赤いDUCATIのあるSS ・・ 塩谷石油

成田市でENEOSガソリンスタンドを運営しながら日々感じた事を気ままに書いてます。

電気代のしくみ : 基本料金って?

2016年02月24日 | SSにて
いまお使いの東京電力の電気代・・・その仕組みご存知でしたか?

普段なにげなく使っている電気、意外と仕組みが分からない方多いんですよね。

手元に東京電力の検針表があれば一番分かりやすいので、
後でご覧になってください。

検針票には【電気ご使用量のお知らせ】と記載してあって、
その次に
使用量・請求予定金額が載っています。
普段は、恐らく請求金額だけ確認しているぐらいじゃないかと思います。

東京電力の契約種別は、色々ありますが、今回は
一番多く使われている【従量電灯B】についてご説明します。

電気料金は
基本料金・1段料金・2段料金・3段料金で構成されていて
電気を使えば使うほど、高い料金設定になっているのです。

うーん、使えば使うほど単価は安くなると思っていたのに...なぜ?

さっそく調べました。
この制度、3段階料金制度というのだそうですけど、
この制度のできる前年、昭和48年は第4次中東戦争が勃発し日本に輸入される原油の価格が急上昇しました。
このため、エネルギー源を中東から石油に依存していた日本は、【省エネルギーと節電】を余儀なくされることになりました。
つまり、この制度の根本は省エネにあるのです。
つまり、たくさん使う人が高い料金を払うように設定されているのです。

基本料金は、ご契約アンペア(10A単位)×280.8円となっています。
もし、ご家庭内で使っている電気の契約が30Aとしたら、
基本料金は3×280.8円となり、842.4円となります。

なので、契約アンペアを低く抑えてブレーカーが頻繁に落ちるようでしたらそのままが良いと思いますが、
できれば契約アンペア数は低く抑えたほうが賢いですよね。
契約アンペアの変更は東電に電話すれば変更に応じてくれますよ。

次に3段階料金についてですが、
これからが重要なので、改めてご案内します。電気の検針表を手元においてくださいね。


ところで、なぜENEOSのガソリンスタンド・・成田市の塩谷石油で電気のお話しをしているかって?
それは女優の吉田羊さんに聞いてみてください。
・・・お客様にとってメリットがあるからなのです。

では、次回配信をお楽しみに!


ENEOSでんき はじめました。・・・電気の自由化って?

2016年02月23日 | SSにて
吉田羊さんにあやかって始めたわけではないけど、当店でもENEOSでんき はじめました。
電気の自由化にからんで様々なTVコマーシャルやっているけど、
実際のところ、良く分からないという方が多いですね。

そうなんです。
TVだけではイメージ広告のみが先行してしまって、何が良いのか?
そもそも
でんきの自由化ってなんなのという疑問にもお答えしてませんよね。

そこで、分かりやすくご説明したいと思います。
まずは、今回電気の自由化から...。

今まで電気といえば、何の疑問もなく東京電力でしたよね。(すいません関東圏内でのお話です。)
でも、今回、なぜ東京電力でないところが電気に参入することになったのでしょうか?

大きくは2つ理由があります。

2011年の大震災で多くの地域で大規模停電が発生しました。
電力会社1社のため、思うように電気が融通できなかったことの反省をうけて、
新会社が電気事業に参入することで電気供給のリスクを抑えられると考えたことです。

2つ目は、新規電気業者が参入することにより市場競争が発生し、
より消費者にお求めやすい電気料金体系になることです。

それらの理由から今年の4月1日より電気の自由化がはじまるのです。


ENEOSは、独自の発電所を以前から持っており、
今回、一般の電気市場にENEOSでんきとして参加したわけです。

メリットは、そんな関係で業界で一番あると言って良いでしょう。
詳しくは電気の検針票でお話したいと思います。



まずは、当店へ電気の検針票をお持ちくださいませ...。
成田市猿山のENEOS塩谷石油からのお話でした...。