啓蟄に春一番 ～シブイロカヤキリ、近づく別れ

ここ数年では割と寒かった今年の冬ですが、

3月になった途端に暖かくなってきました。

どうも、こんにちは。不知火丸です。

 

数日前から、飼っている虫たちもゴソゴソしだして、

今年もようやくシーズン到来だな～…なんて思っていました。

そして啓蟄の今日、関東では去年より29日遅く春一番。

 

先週までは枯葉の間で、ひたすらジッとしていた居候のシブイロカヤキリが

数日前からケースの中を動き回るようになりました。

活動開始するなら、それなりにエネルギー補給が必要なんだけど

今の時季、好物のイネ科植物はまだ芽吹いてません。

鳴く虫のバイブル・『図鑑　日本の鳴く虫』によれば、ヤングコーンが代用になるんだと。

え…っと、ヤングコーンって、あの水煮のやつでイイのかな？

取り敢えず、昨日の帰りにスーパーでヤングコーンの水煮と

何となく形が似てるか？ってだけでアスパラガスを買って来て

ケースの中に入れておいたら…

ヤングコーンを齧った形跡が。へぇ～。

ちなみに、活動開始を確認した数日前の夜に、

どこからともなく『ジ…ジジジ～…』みたいな音が聞こえたんですよね。

その時は、何の音??  エアコン壊れたか?? いや、パソコンか??　とか思いつつ

音はすぐ聞こえなくなったんで、そのまま深く探ることはしなかったんですが

昨夜は、ハッキリと『ジジジーーーー』とケースから聞こえまして。

鳴く練習してたんですね。

今年は雪も降ったし、自然の摂理には反するかもしれませんが

保護して良かったかな、と。

まだ明日～週明けは気温が下がる日があるそうなんで

もう少し気温が安定するようになったら、ベランダ下の原っぱに放そうと思います。