晩秋の数少ない生き残り組～その２～

雲一つない青空、カラッと気持ち良い晴れ。
まさに小春日和。
どうも、こんにちは。不知火丸です。

窓を開けっぱなして、
普段、家に居ない分を取り返すつもりで
部屋中に風を通し、空気の入れ替え。
いや～、気持ち良い。


晴天の下、中継されている天皇陛下即位のパレードを見つつ、
気持ち良く乾いた洗濯物を取り込んだ時、
ベランダの窓枠の陽だまりに目が留まりました。



お～、褐色型のクビキリギス。
緑色のクビキリギスを保護したのも
去年の年末近くじゃなかったっけ。

でも、クビキリギスにしては、ちょっと違和感。
頭の先は尖ってるけど、長さが足りないような。
胸部と頭の角度も、こんなんだっけ？
なんか、ずんぐりむっくりしてるし。
クサキリ？…この時季まで生き残ってるのは変だし。

で、困った時のグーグル先生＆『図鑑・日本の鳴く虫』。
今の時代、ホント便利ですね。
ちょいとパソコンのキーボードを打てば、
グーグル先生が写真付きで教えてくれるし、
図鑑も絵じゃなくて、実際の写真が載ってるし。

結果、コイツは、クビキリギスでもクサキリでもなく、
『シブイロカヤキリモドキ』と言うらしい。
野原を駆け回ってた子供の頃には、
出逢ったことが無い昆虫です。
…っつーか、子供の頃の図鑑には載って無かったな。
ま、お子ちゃま向けの図鑑だったろうから、仕方ないけど。

やはりクビキリギス同様、成虫越冬組。
こんな身近で、お目にかかれるとはね。
陽当たり良いし、
外壁が茶色だから身を隠すには好都合なんだろうけど
こんな所よりも、ベランダの下の休耕田の方が良いんじゃね？