昨日無事に避妊手術が終わった猫さんでしたが、帰ってきてアクティブに動きすぎたせいか、今日の朝起きたら術後服が脱げてしまっていた・・・😨
昨日の夜の時点ですでに上半身脱げていて、テープで止めていましたが猫は液体とはよく言ったもので完全に脱げていた上に患部を覆っていた保護テープ(大きめの絆創膏)も取れてしまっていた・・・
そしてそこがやっぱり気になるのかぺろぺろと舐めている・・・これはよろしくない。
病院の開く時間を待ち、脱げた術後服をもって病院に向かった。
私が術後服を着せようとしたときは「にゃあ、」「んにゃあ」と可哀想な、こちらが申し訳ない気持ちになるような声を出していたにも関わらず、病院ではまさに借りてきた猫のようにおとなしい。
怯えているわけではなく、たぶん緊張しているのだろう。暴れることもなく、本当にいい子。
先生に術後服が脱げたことを伝えると「ありゃー脱げちゃったかあ、また着せますね」と快く引き受けてもらえた。
絆創膏が取れていたことが一番心配だったが、「傷口すごく綺麗なので大丈夫ですね、新しい絆創膏貼りましょう」と手際よく処置してくれた。
傷口が開いたりしていなくて良かった・・・。
そして脱げた術後服をあっという間に着せてしまうと、「テーピングの仕方を変えましょう」ともう脱げないように対策をしてくれた。
その間「本当にこの子は可愛いね、こんなに可愛い子めったにいないですよ」とうちの猫さんをべた褒めしてくれる。
(ちなみにうちの猫さんは6か月の子猫、ちなみに種類はマンチカンである)
そして術後服を着せたあとも手足が出ている部分を広げてくれたりして猫さんが動きやすいように工夫してくれた。
ものの3分ほどの対応だった。
これだけ対応してくれればきっともう脱げることはないだろう。
先生にお礼を言いつつ再度術後服に身を包んだ猫さんをリュック型のキャリーに入れて病院を出て家路を辿る。
その道中に工事中の道路があり、そこで交通整理をしていたおじさんに突然話しかけられた。
「あら、どうしたの?」
行きと帰りで二回通ったこと、そして動物病院の近くということもあり、私が動物を連れていると察したのだろう。
「昨日避妊手術を受けた猫ちゃんの服が脱げちゃったんで着せてもらったんですよ」
「そうなんだ。あー、ほんとだ、可愛い」
リュックにはメッシュの部分があり、そこから猫さんの様子が見えたのだろう。にこにことしながらうちの子を褒めてくれた。
「何歳なの?」
「6か月なんです」
「女の子だから大変だね、妊娠しちゃうもんね」
「いろいろと大変ですね」
「気を付けて帰ってね」
ただそれだけの何気ない会話だったが、普段見ず知らずの人と話す機会などないので内心ドキドキだった。
けど、たまにはいいものだなと少しあったかい気持ちになりながら帰宅した。
術後服のことは解決したものの、今も心配なのは食事だ。
うちの猫さんはもともと食が細い。一日の適正量を与えても残すことが多い。ご飯が気に入らないのかと思い、いろいろ試したがドライフードだけだと全く食べず、ウェットフードだけで与えても食いつきはいいもののやはり完食はしない。歯の健康を考えてもドライフードは食べてほしい。そこで、ウェットフードとドライフードを半々で与えたらそこそこ食べたので、ずっとそれを与えている。
ただでさえ細い食が現状更に細くなっていて、一口二口食べはするもののいつも以上に食べない。(しかしちゅーるは食べるので食欲がまったくないわけではなさそう)
しかも抗生薬を処方されており、それを食べさせるように言われているので尚更食べてくれないと困る。
明日の朝はちゅーるに薬を混ぜて、薬だけでもしっかり飲ませようと思う。
術後は食欲が落ちるとは言われているのでもう少し様子は見たいが、しっかり食べて排便までしてくれないと安心はできない。
早くいつも通りの日常が戻るように祈りつつ、猫さんの様子を見守ろうと思う。
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