Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

道南18きっぷ絵巻~北斗星記念入場券を求めて 最終回(第8回) 鈍行のディスタンス

2015年09月09日 | 鉄道 ‐ 北海道
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【TIME:2015/8/24 17:55】



[室蘭本線 491D 長万部17:37→東室蘭19:12]
《小幌 17:55発》

 長いようで短い小幌滞在を終えた静サツ選手は、ようやく帰路に着きました。

 ところで、今回の旅の目標を覚えていますか?
 第1回でも触れたように、今回の静サツ選手の旅の目標は、次の2つでした。

 ①北斗星記念入場券の回収(函館・森・八雲・長万部)
 ②小幌駅探訪

 つまり、この時点で目的は全て果たしてしまっているわけです。

 本当はこの後全部カットでもいいわけですが、まあ最後までお付き合いください。



 列車は礼文華山トンネルを抜けました。ここから一方的な下りとなります(正確には礼文華山トンネルの途中から)。



 大岸トンネルを抜けると、しばらく海沿いを走ります。
 静狩~礼文以外も、複線化によって姿を変えた区間があります。大岸トンネルもその一つ。開業当時は浜辺にぽつんと残る山塊を迂回していた(豊泉経由)のですが、複線化と同時にこれを貫く大岸トンネルで結ばれたのです。
 この他、東室蘭~崎守など、複線化で線路を切り替えた区間がいくつかあります。



 洞爺に到着。洞爺観光の玄関ですが、観光客は普通列車に乗らない模様。
 ちなみに静サツ選手、札幌から洞爺まで普通列車で来たことがあるそうです。



《東室蘭 19:12着》

 およそ1時間15分で東室蘭に到着。普通列車は基本的にここで乗り換えです。



 向かいにもキハ150が到着。東室蘭~室蘭の区間列車です。



 東室蘭は当初室蘭駅として開業。現在の室蘭駅が開業したのを機に輪西駅へ、その輪西駅も支線に開業したため東輪西駅、さらに長輪線開業で東室蘭へと名前を変えてきました。
 かつては室蘭駅のある絵鞆半島がメインだったのですが、鉄鋼業の衰退や交通の便から現在では東室蘭を中心とした東町エリアにシフトしつつあります。



 キハ150の去った後、同じホームにキハ143の苫小牧行きが到着しました。奥にいるのは「北斗16号」です。



 苫小牧までは56km。1時間の旅です。

[室蘭本線 449D 東室蘭19:43→苫小牧20:45]
《東室蘭 19:43発》

 車内は帰り道に着く高校生で満杯。立ち席が出るほどの混雑で発車しました。
 おっと、静サツ選手、疲れて眠ってしまったようですね。そっとしておきましょう。



《苫小牧 20:48着》(2分遅れ)

 何事もなく苫小牧に到着。
 以外だったのは、終点苫小牧に着いても高校生の数が減らなかったこと。幌別などで乗ってきたのはわかるとしても、東室蘭~苫小牧を乗りとおしていた高校生も少なからずいたのには驚きました。

 さて、次の札幌方面はあと2分しかないようです。夜の苫小牧駅を階段ダッシュしていくのは、静サツ選手だけではありません。
 


 ぎりぎりで滑り込みセーフ。



[千歳線 2845M 苫小牧20:50→札幌22:05]

 無事に札幌行に乗り込んだ静サツ選手。ふたたびお休みモードです。



《北広島 21:33着》

 普通列車はこの駅で「エアポート」に抜かされるダイヤになっています。
 この2845Mは10分ほど停車します。



 拝めていなかった担当車両は721系F3016編成。元はF16編成で、120km/h→130km/h化工事を行った際に一部を更新して、+3000となりました。



 通常北広島の停車時間は5分ほどですが、2845Mについては「北斗15号」も追い抜きを行います。



《北広島 21:42発》


《札幌 22:05着》

 こうして、静サツ選手の26時間耐久旅行は幕を閉じました。

 ご視聴ありがとうございました。


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