
みなさん、こんばんは。
雪です。
大雪です。
本日の札幌は一晩で50cm近く積もり、その後も途切れぬまま雪が降り続いております。
札幌市内ではあまりの大雪に市電が急遽運休。道路も
JRも朝からダイヤが乱れ、現在は江別から北が運休の状態です。
しかし、しずさつはこう考えました――「札幌市内でも雪煙が撮れる……!?」
ということで、大雪に挑戦した一人の男の物語、はじまりはじまり。

朝7時前の札幌駅は、ガスが覆っていました。
視界がとれる距離は長くても300mほど。雪が吹き付けると100m程度にまで小さくなってしまいます。
このホーム端に立っているだけでも雪が叩きつけられるように降ってきます。
さて、今日は森林公園駅で撮影するつもりだったのですが、ダイヤが乱れた影響で先行する江別行はなんと2本立て続けに運休。札幌駅6:20発の江別行に乗れなかった時点で、次の列車は7:29発までありません。
予定では「オホーツク1号」(札幌7:20発)を森林公園で撮るつもりだったのですが、先行列車が全て消えてしまったため断念しました。


[71D 特急オホーツク1号 札幌発網走行]
ということで、札幌駅での撮影の始まりはオホーツク1号からスタートです。
このところ両スラ(両端スラント)が多く動いていたのでそれを期待していましたが、本日の編成はキハ183-1555を先頭にした基本通りの4両編成です。
#71D 編成(2016/12/10)
<苗穂 キハ183-1555+キハ182-42+キロハ182-4+キハ183-212 桑園>

大雪のためか、この時間にしては乗車率はかなり低いまま発車しました。

定刻で出発。このときはまだ特急は全便定時で動いていました。

お隣にはすずらん2号が789系1000番台で待機中。

すずらんが出ようとする頃、7番線に不審な列車が現れます。

幕は臨時。
何を隠そう、この列車は「スーパー宗谷1号」の代走なのです。
ここ1週間ほどスーパー宗谷には所定のキハ261系0番台がほとんど入っておらず、キハ183系による代走が続いています。
キハ261系0番台は14両いて、所定編成を組むと3編成+αができるのですが、1日2往復(3運用)のどこにも入ってないというのはかなり異例のことです。



編成はオホーツクに似ていますが、モノクラス編成になっています。
#71D 編成(2016/12/10)
<苗穂 キハ183-1552+キハ182-45+キハ182-40+キハ183-215 桑園>
先週から、旭山動物園号に1両増結した編成や、旭山動物園号の旭川方3両+キハ182-0+キハ183-200(スラント)とかいう謎編成もちらほら見かけられます。
いずれもグリーン車がないので、全くアナウンスがないのは異常というほかありません。
あるいは、公表できないレベルの致命的な故障があったのか……

折り返して数分でヘッドライト点灯。「オホーツク1号」はギリギリまで付けないのですが、どういう基準なんでしょうね?
って、あれ。片目消えてる。

※無事復旧しました。
それでは、森林公園に先回りして、この代走「宗谷」を撮ろうと思います。

時間を増すごとにひどくなる吹雪。
線路沿いにあるはずの苗穂工場も、手前の線路しか見えず、奥のピットは全く見えません。

本日の「オホーツク3号」となる編成が待機。こちらも今日は普通の編成のようです。

6分遅れで森林公園に到着。

この駅の札幌側で撮影することにします。
札幌周辺でも気軽に取れる場所のひとつで、6両程度が入るストレートの撮影地です。
ホーム幅もそれなりにあり、
この日はさすがに私以外には一人しか居ませんでしたが。
写真は1本後の江別行です。

上り列車を撮ったら735系(A-102)が先頭でした。

7時55分頃、雪煙を上げてスーパー宗谷1号が通過!
理想的な雪煙を上げて、稚内へと向かっていきました。
前編はここまでです。
後編は森林公園と厚別での撮影の続きです。
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