本日一日散歩きっぷを使って夕張までいってきたので、ダイジェストでお送りします。

朝の桑園駅から始まります。

[函館本線 135M 小樽6:50→江別8:10]
車両:721系F-5103+F-5203
《桑園 7:35発》
721系エアポート編成の普通列車でスタート。転換クロスシートの721系ですが、この編成は中間4両がデッキなしとなっているため多少つめこみが利くタイプです。
[千歳線 3862M 快速エアポート76号 札幌7:48→新千歳空港8:26]
車両:721系F-5102+F-5202
札幌で快速エアポートに乗り換え。行列が出ていたので撮影は断念。

《南千歳 8:22着》
終点の一つ手前で下車。

ここでスーパーとかち1号に乗り換えます。
[石勝線 31D 特急スーパーとかち1号 札幌8:01→帯広10:45]
車両:キハ261系1000番台 ST-1102+ST-1204(中間にキハ260-1305)

《南千歳 8:30発》
一日散歩きっぷは札幌近郊のJRが乗り放題となるきっぷですが、普通列車しか乗車できません。しかし、時間の都合で特急を使わないと間に合わないため、やむなく乗車。追加分は車内で清算します。

《新夕張 9:00着》
特急は新夕張まで。

始発の夕張行きに乗り込みます。
[石勝線(夕張支線) 2629D 新夕張9:05→夕張9:32]
車両:キハ40-1821

《新夕張 9:05発》
かつて石炭列車が行き交った新夕張―夕張も、いまや一閉塞の静かな路線です。

《鹿ノ谷 9:29着》
終点の一つ手前の鹿ノ谷で降りました。

無人駅ですが大きな駅舎を持ちます。

来るのは1日8本の普通列車のみです。

トタン屋根の駅舎。無人ながら整備が行き届いています。
さて、今回夕張に何をしに来たかというと、

駅から30分はなれたところにある夕張多目的グラウンドで行われる、北大サッカー部の試合に誘われたからです。もちろん選手ではなく観る側ですが。
相手は北星学園大学です。

北大の応援団・応援吹奏団も駆けつけていました。

前半15分で1点取られたものの、その5分後に追いつくと、北大は怒涛の勢いで点を上げていきました。

最終的に5点以上の差をつけ勝利。喜びもひとしおです。

試合が終わったところで、再び鹿ノ谷駅へ。かつて石炭列車を扱っていた名残で広大な敷地を持ちます。

長いホームに1両きりのキハ40が到着。新夕張(→札幌方面)ではなく夕張行きですが、ここで一駅分乗り残すは惜しいので乗車します。
[石勝線(夕張支線) 2637D 新夕張12:56→夕張13:23]
車両:キハ40-1805
《鹿ノ谷 13:20発》

《夕張 13:23着》
3分ほどで終点の夕張に到着。

まず目を引くのが背後にあるホテルマウントレースイ。あまりに大きすぎて手前の駅舎が埋もれています。
実を言うと、この駅舎も現在は駅舎としては使われておらず、ホームへは道路から直接行けるようになっています。

[石勝線 2629D 夕張13:31→追分14:25]
車両:キハ40-1805
折り返し時間はわずか8分。次にこの駅に列車がやってくるのは約3時間後(16:20)です。

《夕張 13:31発》
藪の中を進むキハ40。

途中何度か川を渡ります。

真新しい高架は新得からやってくる石勝線(本線)の線路です。
かつては新夕張―夕張側が本線だったのですが、札幌と十勝を結ぶ短絡線として新夕張―新得が開業して以降は支線扱いとなっています。

高低差のあった線路は合流し、新夕張へと至ります。

《新夕張 13:54着》
新夕張では特急の接続を受ける関係で長時間停車が多いのですが、この2629Dに限っては接続する列車もなく、すぐに発車します。

隣の十三里は、ついこの間廃止が決定した駅です。この駅からは2人乗車。明らかに地元客ではありませんでした。

石勝線は特急や貨物が走るため構内は長めに取られています。十三里も例に漏れず、ホームは4両分ほどですが、有効長は400メートル以上あります。

トラスで川を越す石勝線。進行方向左手には旧橋の台座が残っていました。

《追分 14:25着》
切り欠きホームに到着です。
次の列車は16:25発の千歳行きなので、ここで下車します。

徒歩で10分ほどいったところにあるラーメン瀧でお昼ご飯。ラーメンと言うよりはタンメンのような味でした。

16時ごろに追分駅に戻ってきました。かつて機関区が置かれており、駅舎もそれを偲ぶものとなっています。

駅の一角の資料展示。追分は室蘭本線と夕張線(後の石勝線追分~夕張)の分岐点で、それゆえに鉄道の町として発展してきました。石炭輸送はなくなりましたが、新得~新夕張開業にあわせて新たに千歳~追分が開業。現在も鉄道の分岐点として健在です。

千歳行きの2638Dは、先程乗ったキハ40-1805でした。
[石勝線 2638D 追分16:29→千歳16:49]
車両:キハ40-1805

《追分 16:29発》
しばらく室蘭本線と併走した後、石勝線は室蘭本線をオーバーパス。千歳まで直線で進みます。

西早来信号場からは牧場の傍らを築堤で通り過ぎていきます。乗っているキハ40形1700番台は、エンジンをキハ40系デフォルトの220馬力から330馬力に出力を上げてあります。線形の良さも手伝い、この区間ではまさに快走というのがふさわしい走りぶりでした。

《南千歳 16:44着》
南千歳で降りると、カシオペアがやってくるところでした。廃止がいよいよ確実になり、この駅でも10人ほどが撮影していました。

[千歳線 3939M 快速エアポート167号 新千歳空港16:48→札幌17:25]
車両:721系F-5102+F-5202
ラストランナーは快速エアポート。偶然にも、朝乗ったのと同じ編成でした。
南千歳では座れたものの、千歳で大量に乗り込んで一気に立ち席まで出ました。2638Dからの乗り換え駅を南千歳と千歳どちらにするか、最後まで迷いましたが、どうやら正解だったみたいです。

太陽が沈みかかる頃、列車は大都会札幌に突入しました。

《札幌 17:25着》
無事札幌に到着。この後小樽行の普通列車で桑園に戻り、10時間に及ぶ「散歩」は終了しました。えらいダイナミックな散歩もあったものですね。
ちなみにかかった費用は、1日散歩きっぷ+乗車券・特急券(南千歳→新夕張)で3720円でした。札幌―夕張の往復運賃が4320円なので、特急使っても安かったわけです。

朝の桑園駅から始まります。

[函館本線 135M 小樽6:50→江別8:10]
車両:721系F-5103+F-5203
《桑園 7:35発》
721系エアポート編成の普通列車でスタート。転換クロスシートの721系ですが、この編成は中間4両がデッキなしとなっているため多少つめこみが利くタイプです。
[千歳線 3862M 快速エアポート76号 札幌7:48→新千歳空港8:26]
車両:721系F-5102+F-5202
札幌で快速エアポートに乗り換え。行列が出ていたので撮影は断念。

《南千歳 8:22着》
終点の一つ手前で下車。

ここでスーパーとかち1号に乗り換えます。
[石勝線 31D 特急スーパーとかち1号 札幌8:01→帯広10:45]
車両:キハ261系1000番台 ST-1102+ST-1204(中間にキハ260-1305)

《南千歳 8:30発》
一日散歩きっぷは札幌近郊のJRが乗り放題となるきっぷですが、普通列車しか乗車できません。しかし、時間の都合で特急を使わないと間に合わないため、やむなく乗車。追加分は車内で清算します。

《新夕張 9:00着》
特急は新夕張まで。

始発の夕張行きに乗り込みます。
[石勝線(夕張支線) 2629D 新夕張9:05→夕張9:32]
車両:キハ40-1821

《新夕張 9:05発》
かつて石炭列車が行き交った新夕張―夕張も、いまや一閉塞の静かな路線です。

《鹿ノ谷 9:29着》
終点の一つ手前の鹿ノ谷で降りました。

無人駅ですが大きな駅舎を持ちます。

来るのは1日8本の普通列車のみです。

トタン屋根の駅舎。無人ながら整備が行き届いています。
さて、今回夕張に何をしに来たかというと、

駅から30分はなれたところにある夕張多目的グラウンドで行われる、北大サッカー部の試合に誘われたからです。もちろん選手ではなく観る側ですが。
相手は北星学園大学です。

北大の応援団・応援吹奏団も駆けつけていました。

前半15分で1点取られたものの、その5分後に追いつくと、北大は怒涛の勢いで点を上げていきました。

最終的に5点以上の差をつけ勝利。喜びもひとしおです。

試合が終わったところで、再び鹿ノ谷駅へ。かつて石炭列車を扱っていた名残で広大な敷地を持ちます。

長いホームに1両きりのキハ40が到着。新夕張(→札幌方面)ではなく夕張行きですが、ここで一駅分乗り残すは惜しいので乗車します。
[石勝線(夕張支線) 2637D 新夕張12:56→夕張13:23]
車両:キハ40-1805
《鹿ノ谷 13:20発》

《夕張 13:23着》
3分ほどで終点の夕張に到着。

まず目を引くのが背後にあるホテルマウントレースイ。あまりに大きすぎて手前の駅舎が埋もれています。
実を言うと、この駅舎も現在は駅舎としては使われておらず、ホームへは道路から直接行けるようになっています。

[石勝線 2629D 夕張13:31→追分14:25]
車両:キハ40-1805
折り返し時間はわずか8分。次にこの駅に列車がやってくるのは約3時間後(16:20)です。

《夕張 13:31発》
藪の中を進むキハ40。

途中何度か川を渡ります。

真新しい高架は新得からやってくる石勝線(本線)の線路です。
かつては新夕張―夕張側が本線だったのですが、札幌と十勝を結ぶ短絡線として新夕張―新得が開業して以降は支線扱いとなっています。

高低差のあった線路は合流し、新夕張へと至ります。

《新夕張 13:54着》
新夕張では特急の接続を受ける関係で長時間停車が多いのですが、この2629Dに限っては接続する列車もなく、すぐに発車します。

隣の十三里は、ついこの間廃止が決定した駅です。この駅からは2人乗車。明らかに地元客ではありませんでした。

石勝線は特急や貨物が走るため構内は長めに取られています。十三里も例に漏れず、ホームは4両分ほどですが、有効長は400メートル以上あります。

トラスで川を越す石勝線。進行方向左手には旧橋の台座が残っていました。

《追分 14:25着》
切り欠きホームに到着です。
次の列車は16:25発の千歳行きなので、ここで下車します。

徒歩で10分ほどいったところにあるラーメン瀧でお昼ご飯。ラーメンと言うよりはタンメンのような味でした。

16時ごろに追分駅に戻ってきました。かつて機関区が置かれており、駅舎もそれを偲ぶものとなっています。

駅の一角の資料展示。追分は室蘭本線と夕張線(後の石勝線追分~夕張)の分岐点で、それゆえに鉄道の町として発展してきました。石炭輸送はなくなりましたが、新得~新夕張開業にあわせて新たに千歳~追分が開業。現在も鉄道の分岐点として健在です。

千歳行きの2638Dは、先程乗ったキハ40-1805でした。
[石勝線 2638D 追分16:29→千歳16:49]
車両:キハ40-1805

《追分 16:29発》
しばらく室蘭本線と併走した後、石勝線は室蘭本線をオーバーパス。千歳まで直線で進みます。

西早来信号場からは牧場の傍らを築堤で通り過ぎていきます。乗っているキハ40形1700番台は、エンジンをキハ40系デフォルトの220馬力から330馬力に出力を上げてあります。線形の良さも手伝い、この区間ではまさに快走というのがふさわしい走りぶりでした。

《南千歳 16:44着》
南千歳で降りると、カシオペアがやってくるところでした。廃止がいよいよ確実になり、この駅でも10人ほどが撮影していました。

[千歳線 3939M 快速エアポート167号 新千歳空港16:48→札幌17:25]
車両:721系F-5102+F-5202
ラストランナーは快速エアポート。偶然にも、朝乗ったのと同じ編成でした。
南千歳では座れたものの、千歳で大量に乗り込んで一気に立ち席まで出ました。2638Dからの乗り換え駅を南千歳と千歳どちらにするか、最後まで迷いましたが、どうやら正解だったみたいです。

太陽が沈みかかる頃、列車は大都会札幌に突入しました。

《札幌 17:25着》
無事札幌に到着。この後小樽行の普通列車で桑園に戻り、10時間に及ぶ「散歩」は終了しました。えらいダイナミックな散歩もあったものですね。
ちなみにかかった費用は、1日散歩きっぷ+乗車券・特急券(南千歳→新夕張)で3720円でした。札幌―夕張の往復運賃が4320円なので、特急使っても安かったわけです。
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