Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

1.22 「はまなす」を撮りに@札幌・発寒

2016年01月24日 | 鉄道 ‐ 北海道


 これは、2016年1月22日、「はまなす」を撮りに言ったときのお話です。



 明朝5時50分。家から30分歩いて、札幌駅にやってきました。



 ここに来る公共交通機関はまだ動いていないのですが、既に券売機に並ぶ人の列がありました。



 切符を買って中へ。



 「はまなす」は3番線に到着します。私は向かいの2番線にて「はまなす」を待ち受けます。
 その3番線には733系が停車中でした。



 冬の札幌では、まだ日が昇る気配はありません。



 6時3分。2番線に、733系が入線してきます。



 折り返し苫小牧行きになるのですが、発車は6時8分。つまり、定時運行の場合「はまなす」到着後の発車となるため、2番線から「はまなす」の編成を全て見ることは、入線時点では不可能となります。



 奥ではラッセル車が入線。
 全国的にモーターカーが主流の中、DE15による本格的なラッセル車です。



 そうして、午前6時7分。3番線の電光掲示板が赤く光り始めました。



〈201レ 急行はまなす 6:07着〉

 733系の脇からDD51率いる「はまなす」が入線です。



 ゆっくりと列車は8両用の停車位置を通り過ぎ――



 そのままホーム端まで行ってしまいました。



 この日は、自由席の7号車が先頭。





 5・6号車とドリームカーが続きます。



 4号車はおなじみカーペットカー。



 3号車は自由席。ここまでは通常の編成ですね。



 2号車からB寝台車。



 まさかの増2号車連結でした。しかもオハネフ25。



 1号車だけが寝台車で唯一白帯。
 車両番号は、当時メモを持ってきていなかったこと、かなり急いで撮影しており車番を確認していなかったため、記録が残っていません。
 この後散々メモを持ってこなかったことを後悔する羽目になります。



 3番線の最後尾はご覧の通り「はまなす」の乗客でカメラ祭りとなっていました。一方で、2番線は私一人。



 雪化粧をした「はまなす」。残すところあと2ヶ月です。



 一通り撮ったところで3番線に移動します。
 最後尾はまだ混雑が続いていましたが――



 お隣の4番線に向かいます。



〈1930D 札幌発然別行 6:13発〉

 6時13分発、然別行きの普通列車です。急いで撮影していたのはこれに乗るためでした。

 「はまなす」はこの後手稲の札幌運転所に回送されるのですが、1930Dは「はまなす」の回送の前を走る唯一の列車です。
 ということで、これに乗って、「はまなす」の回送を撮りに行きます。
 


 中は札幌~小樽の利用者と、「はまなす」からの乗り継ぎ客で満員です。



 キハ150-13+キハ150-11の2両で札幌を出発します。



 多くの列車が小樽で運行形態が分かれている中、札幌から倶知安方面へ直通する数少ない列車です。
 キハ150は普段小樽~長万部で使われている車両。この列車は札幌からの送り込み列車を兼ねるとともに、終点の然別で折り返し小樽行(1937D)となることで、列車本数の少ない小樽~倶知安の増発になっています。


(桑園)


(琴似)


 とはいっても、この時間の小樽方面は本数が少ないうえに2ドアの2両編成なので、停車するたびに混雑していきます



 琴似を出ると、立つスペースもぎりぎりに。



 札幌から続いていた高架はここで地上に戻ります。



 時折札幌始発のための回送列車とすれ違います。



 今回撮影場所に選んだのは、札幌から4つ目の発寒です。



 満員状態で発車。



 発寒は1986年に臨時乗降場として開業しましたが、今では橋上駅舎を持った立派な駅です。
 ただし、臨時駅として開業した経緯から、ホームは6両編成がぎりぎり入れる程度しかありません。



 下り(札幌方面)ホームで「はまなす」を待ち受けます。



 間もなく回送電車が通過。



 後追いはあえて暗く。



<3854M 快速エアポート64号(札幌まで各駅停車) 6:34発>

 回送到着目前にして、721系の快速が到着。このままだと被ってしまいそうですが……



 しかし、心配は杞憂でした。



<回201レ (はまなす) 6:35通過>

 6時35分。「はまなす」が通過。直線区間を堂々と進んでいきます。



 後追いを撮って、本日の撮影は終了です。








 ……といきたかったのですが。
 この後撮影を続けた結果、最終的に総撮影枚数570枚という長い戦いになってしまったのです。

 ということで、次回はここから。



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