朝ごはんの後、荷物をホテルに預けて散策へ。
この日の午後には上高地を出なくてはならないけど、帰りのバスの混み具合が気になるところ。
少し早めに帰ることになりそうだな。
河童橋から再び出発、小梨平を抜けて明神へ。
小梨平はキャンプ場になっていて、広々~
そして大きなカラマツの林になっているので、ちょっと外国のような風景になる。
↑ あっ、アカゲラ
う~ん 逆光の上にちょこまかしていてピントが合わせられない~
通りかかったおば様グループに、「何かいるんですか?」と聞かれたんで、
「あそこにキツツキが」とそっと言ったら
「あっ!!ホントだ!!」(大声)
ああもう、静かにしてよ。なんで大声出す必要があるのさ。
こういう静かな山の中で、やたら大声でしゃべったり、
大人数のグループでワイワイガヤガヤやってくるのって、どういうつもりなんだろう。
しかも朝早くから。
おば様以外でも、外国人のグループとか、
最近流行りの高齢者のトレッキングツアー(30人くらいいたりする)とか
わざわざ静かな場所に、荒らしに来ているとしか思えない。
それと、人通りの多い時間帯なのに熊鈴(最近やたら響くヤツがある)鳴らし続けるのも、
やめてほしい。うるさいだけ。
上高地では、自然探索路の数か所にも熊ベル設置されているし、
早朝や夜、シーズンオフでない限り、クマに遭遇しにくい。
それに最近クマや野生動物は、人間の出す音から「人がいる=食べ物がある」という学習をしているので、
余計危ない可能性がある、と知床のネイチャーガイドさんに聞いたことがある。
なので、時々大声で音を出し、その後静かにして周りの音に耳を澄ましてよく聞いてから(草ずれの音がしないかどうか)、
移動を開始するといいそうだ。
あと、クマが出る可能性がある場所で、何も警戒しないでぼんやり歩くなってことだよ。
熊鈴がすごい音量で響き渡っていると、もし周囲に動物がいても気づきにくくなるわけ。
まぁ、ほとんどの場合、音がすれば動物のほうが動かないでいてくれるだろうけど、
キンキン響く熊鈴の音がずーーーーっと響いているのって、イラつくんだよね。
熊鈴鳴らすのも、臨機応変で使ってほしい。
現に、上高地の沢渡バスターミナル(駐車場のあるところ)では、場内での熊鈴禁止になっている。
沢山の熊鈴が鳴り響いて、うるさいからだよね。
お猿さんの撮影も静かに目を合わせないようにね
朝の霜はどんどん溶けてきて、頭の上から雨のように降り注ぐ。
お天気雨みたい
キノコも見かけるけど、食べられるものかどうかわからない。
↑ これはホコリタケというらしい。
頭頂部(?)に穴が開いて、埃のように胞子が飛び出るとか
別名・狐の茶袋(狸の茶袋という他のホコリタケの仲間もあるらしい)
明神に着いて、ちょっとだけ穂高神社をのぞいてみたら、
なにやら祭事が行われている。
撮影はできなかったこともあって、そのままスルーしちゃったんだけど
これは【安曇野水祭り(お水返しの儀)】。
※安曇野を潤す水の恵みに感謝する祭事。
※犀川と高瀬川、穂高川の3川合流地点(安曇野市明科)では、「お水取り」が行われる。
※その取水した水を犀川上流の松本市安曇上高地の明神池に返す「お水返し」が行われる。
ちょっと珍しい祭事だったようで、見ればよかった。
その間は神社近くのカフェ・ド・コイショでケーキ食べてた
(カフェ・ド・コイショは 山のひだや という山小屋併設のカフェ)
↑ クレームブリュレ 美味しかった
カフェ・ド・コイショ店先で 苔玉のような切り株に紅い葉っぱ。
可愛らしい
明神から徳沢へは行かず、河童橋へ戻る。
その後、名残惜しいのでさらに周辺散策。
↑ 上高地では数少ないモミジの紅葉
これは【上高地公園活動ステーション】前にあるモミジ。
さらにそのまま、ランチを食べにバスターミナルの上高地食堂に行ってみた。
バス乗客の混み具合も見られるからね。
やはりバス待ち乗客の長蛇の列ができている。
時間帯にもよるのだろうけど、
早めに並んで、満席なら次のバスにしないといけないし
ランチの後、河童橋に戻ってお土産買って、荷物を回収してまたバスターミナルへ。
バスの待ち行列は少し減っていて、すぐにバスに乗車できた。
なんか、最後はあわただしかったけど、
秋も美しくて、楽しめる上高地だった。
でも、ワタシはやっぱり一番好きな時季は6月だな。
花がたくさん咲くし、鳥もたくさんいるしね~
(了)
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