しつこくてバカなメディア

ワタシはテレビをあまり見ないが、毎日ニュースは見る。

朝夕は日テレ（ズームインスーパーとプラスワン）、
夜はNHK（ニュース7、首都圏845とニュース9）。

首都圏845は全国版ではないのでいいのだが、
他のはもういいかげんにしろ、となるくらいオリンピックのことばかり。

オリンピックの結果を流すのは当たり前なのだが、
なぜこんなにつまらないのか。

それはオリンピックの競技のほとんどが、日本時間の未明に行なわれているからかもしれない。

もう、朝一番からその日の最後に見るニュースまで、
同じ内容を報道しているのでは、「他のニュースはないのか？」と思ってしまう。

結果は朝6時には分かっているのに、
12時間以上経った夜7時のニュースの番組の冒頭で、
メダルが取れたかどうか濁していたってしらけるだけだ。

メダル獲得のニュースだったら、こんなに辟易しないのかとも思うが、
それにしてもメディアのはしゃぎぶりは視聴者を冷めさせるに十分だ。
つくづくマスコミ・メディアの品性のなさを感じてしまう。

NHKときたら、オリンピック特番（ニュース７のすぐ後なので、うっかり見てしまう）でスケートのパシュートについて、
アナウンサーと解説者3人ですべる真似までしていたよ。

ばかみたい。
選手が滑っているVTRを流しながら、解説者に説明してもらえばいいのに。

どこのチャンネルも、現地取材のタレントに「ボンジョルノ～」なんて言わせて。
毎日毎日、まだ競技前で調整中のフィギュアの安藤美姫選手の話ばっかり報道してたり（ほっといてやれよって思う）。

昨日の夕方、日テレの現地クルーが安藤選手に、
「どうですか調子？」なんてくっだらない質問していた。

安藤選手は「まあまあです」と答えていた。
そりゃそうだろ、調子悪けりゃ悪いなりに彼女たちはなんとかするし、
このときのために調整しているんだから。

ミキティも、「調子、最悪で～す♪」とか言っちゃってみたりしないかな。
（でも、そんなことしたらバッシングされちゃうな）
バカな質問にも明るく答えてあげている選手たちは偉いなぁ。