
キングの塔(神奈川県庁本庁舎)の対面にあるのがジャックの塔。
正式名称は「横浜市開港記念会館」
ということは、横浜市のものなのね。
横浜市中区の直営から、今は指定管理者が管理運営している。
講堂や会議室を、市民が借りて使用することができる。
横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金により大正6(1917)年に開館。
うお 横浜港って開港から165年経ってるのか。
開港記念館は115年ってことだ
キングよりずっと古いんだね
と思ったら、一度焼失してしまったんだ。
関東大震災・大正12年。
震災復旧工事が竣工したのが、昭和2年(1927年)だから、そこからなら97年。
ドームの復旧は平成元年なんだ。
横浜市が復元した。横浜市、やっぱりお金持ちだなー
毎月15日が一般公開日でいろいろ見学できるらしい(古風な講堂とか)。今回は17日だったんで、
廊下・階段・ステンドグラス・2階の資料コーナーが見学できる。
↑ 階段ホールの窓
↑ 特別室
↑ 2階資料コーナーのステンドグラス
これも、震災時には壊れてしまって、復元されたもの。
真ん中の赤いステンドグラスは鳳凰。その上にあるマークは横浜市の市章(ハマ菱)。
左側「呉越同舟」、右側「箱根越え」
開港当時の交通の様子を表している。
↑ 中央階段にあるステンドグラス「黒船ポータハン号」。ペリー来航だ
↑ 玄関の床の小さなタイルで作られたモザイク。
これが本来の館内の床だったようだが、今ではその上から床材を上げ底して敷いている。
こうして一部だけ残っている。
別の出入口(出入りはできない場所)の床は、こんな風 ↓
お花模様でかわいらしい。
よく見ると、タイルがここのは六角形だ。
だから花模様みたいに見えるんだ
↑ 四角のタイルと六角のタイルの接続部分の工夫が細かい。。。
青空とイチョウの黄色もいい感じだ~
ジャックの塔の最上部・時計塔部分は、通常非公開だけど、
元旦に先着(人数制限)で見学できるそうだ。ホント?
開港記念日にも公開したことがあるようだけど
さて、最後が「クイーンの塔」なんだけど、
ここは横浜税関。
キングの塔と同じくお役所施設なんだけど、ここも塔自体の内部の見学はできないようで、
併設されている資料館なら見学できる。
時間的にもう夕方だったので、外から撮影して中には入らなかった。
キングの塔からも撮影できたから、まぁいいや。
↑ 建物の最上階(7階)にはテラスがあって、そこからの横浜港の眺めもいいらしい。
日が暮れたら晩ごはん!
みなとみらいは、日本新三大夜景(3年ごとに選ばれるらしい)に選ばれたそうだ。
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます