動物愛護法が改正されて、犬猫は生後56日以後に販売されることとなった。小さくてかわいいと衝動買いしちゃうからっていう、ウソみたいな理由から。さらに犬猫に飼い主の個人情報が内蔵されるんだとか。犬猫捨てるのは最低な行為かもしれないけど、泣く泣く捨てたひとが大半なんじゃないのかな。まずは動物版赤ちゃんポストみたいな制度作れよ。ただ規制するだけで、動物愛護とか言ってること自体すでに偽善。
アメリカの某州でも、猫の爪を伸びたぶんだけ切る以上のことをすると罪を問われることになったらしい。猫が家を傷つけるからという人間の都合で爪切っちゃいけないってことで、もはや犬公方こと徳川綱吉の世界。
あらゆるグレーゾーンは人間が問題提起し、自らの力能で解決するためにあるようなものだと思う。そこに政府が介入してくることには私は反対ですね。
人間の、たとえば老人介護の現場にも、政府の介入は必至ですね。老人ホームの7割以上が日常的に身体拘束を行ってるという。
もちろん、虐待目的ではない。老人が勝手に出歩いたり、ものを口に入れてしまったりするなどの危険防止が目的。
身体拘束はあきらかによくないことですね。自分の赤ん坊の身を案じて身体拘束する親など見たことありません。でも、介護の現場はビジネス。私はこれがサービスの限界だと思うんですね。家族はいくら金を払っていようとも、家族をあずけている以上、文句を言える立場ではないんじゃないかと私は思うのです。