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日本人の投資家が儲からない理由

27日

■毎年この時期に生命保険の積立ファンドの報告書が来るのですが、これは納めている保険料の中から毎月500円を積立投資するものです。今年は残高が5950円くらい上がっていましたが、よく考えたら年6000円投資しているのだから、なんだマイナス評価じゃないか。下手くそを呪いました。

■今夏の急落以降、日本株はまた上がる、下がった今こそ買い場と言われてきましたが、私はむしろ処分してきました。そんなふうに言われるときほど危険な感じしかしない。生活があるので、さすがに円とはおさらばできませんが、それでも円もだいぶ減らしてきました。

■最近、私が信頼している経済アナリストが、いいトレーダーは価格が下落するのを待って買うよりも、上昇していく最中に買い増してゆく、と言っていたんですが、私はそれとは知らず、これをずっとやってきたのだった。

■まず下落を待つのが無駄だし、下落してもどこが底なのかもわからない。ここが底だと思ったら、もっと底が深かったという場合、上昇気流に乗れずに終わる(利食いを早くしたくなる)のは明白です。底の底から底まで上がってきたことはなんら利益ではないのに、心理的に得した気になるんですね。

■日本人は逆張りを好み、欧米人は順張りを多用するといいます。これには農耕民族と狩猟民族の違いがあるとも言われていて、リスクを背負い、今しかないとばかりに攻める欧米スタイルの方が投資では儲かっているようです。

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