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セレブリティーとしての義務

9月30日

■自分の子供が溺れてるのに、自分は泳げないからと海に飛び込まないのは人間失格ではないとしても父親としては失格だろう。

■NBAではワクチン接種を拒否する選手が多くいて問題になっているらしいが、誰だかわからないけど、選手らがセレブリティーとしての義務を果たしていないと厳しく批判した人がいた。そりゃそうだろう。スター選手があーだこーだ言ってワクチン接種を拒否するのは見苦しく、ただただ失望しかない。

■中田英寿さんはサッカーは草でもできると言ってやめていった。これはサッカーを愛する者だけが言える、とても深い意味をもった言葉だと思う。ブラジル代表だったロベルトカルロス氏は貧困層の少年らに強盗されたとき、すぐにお金を差し出したが、彼はセレブリティーとしての義務を果たしたのだと思う。

■フランスにはセレブリティーとしての義務を意味するノブレス・オブリージュという言葉がある。日本はそんな言葉とは無縁の国だ。この国では逆に、皇室を去る人間に多額の持参金を持たせるとかしているのだ。

■無免許運転で事故った板橋区議会議員の木下氏は当選後一度も議会に出席していない。月100万円くらいの議員報酬が出ることが問題になっている。会社なら二ヶ月も休んでたら給料などもちろん出ないし、それどころか席もなくなっているような話だ。



■雲隠れしてるわけではなく、体調不良で「電話にも出られない」のだと言う。しかし、会社も議会も役に立てるか立てないかだ。本当にそんな状態ならそれこそ辞職すべきだろう。
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