セクハラとかモラハラとか怖い。それらが怖いんじゃなくて、そういうの主張してくるやつらが。とくに昔のことでミートゥミートゥ叫んでるやつらはリアルに精神病だと思う。
十数年前までは、強姦ですら、警察に訴えると、あんたも悪いんじゃないの？とか言われたくらいだった。それが今じゃ、女性にちょっと変なこと言っただけでセクハラだとかで問題になっちゃう。極端な場合だと、髪切ったの？って言っただけでセクハラ。まあ私はどうでもいい女にいちいちそんなこと言う気まったくないから、どうでもいいですけどね。いらんこと言うほうもいけないのかもしれません。それより髪切ったことに気づかないのもセクハラってなったら怖いな。それは勘弁してほしい。
いつだったか、ハリウッドのセクハラ問題で、ミートゥー、ミートゥー言ってる女どもに、カトリーヌ・ドヌーヴが苦言を呈していた。素晴らしいことを言ってた。「痴漢されても、それがたとえ罪であるにしたって傷つかずにいることもできるのです。これは性的な不幸の表れであり、なにも起きなかったことのように考えることだってできます。」
もちろん、これには発言撤回しろとの批判が殺到した。ドヌーヴは誤解があったら申し訳ないとは謝罪したものの、発言は撤回しなかった。毅然とした態度が素敵だった。ドヌーヴに続いたブリジッド・バルドーも、ミートゥーな女どもは偽善だと言い切った。
多くの女性が痴漢されても、怯えて黙ってるっていうけど、絶対ウソだね。ミートゥー言ってるような偽善者たちの勝手な想像でしかない。ドヌーヴが言ったようなことを実践しているひとはけっこういるものだし、そういうひとをたたえる社会にしたほうが社会はより健康的で生きやすいものとなるはず。
そもそもミートゥーってのがあやしいんだよ。誰かが言わなきゃ泣き寝入りしたんだろってことじゃないの。代弁者にすがる生き方考え方がそもそもおかしいんだな。
今はなにかと他人と共有共有って言われる時代だけど、他人を断ち切って、自分一人で抱え込むってのも大事なことなんだよ。そうしていると、あるとき急に自分のなかで方向転換がなされたりするもの。ミートゥーなひとには自分というものがないのさ。だから寛容の精神もない。笑いもない。それがそもそもの不幸なんだな。
