松凬からくり帖

松凬さんが73年の人生と吟道50年からの体験や、これから起こるであろう!未体験談を写真と共にお届け!

第118代【後桃園天皇】も父帝と同じ22歳で崩御??何故!

2018-04-28 12:08:47 | 日記

第87代【四條天皇】から始まった雑居陵【月輪陵】

今回の後桃園天皇が最後に葬られた天皇になります・・が

同じ御陵に葬られて名称だけが【後月輪陵】の天皇が二人おられます

    

 

一応【月輪陵】に葬られた最後の天皇が第118代【後桃園天皇】です

桃園天皇の第一皇子として、宝暦八年〈1758〉に生誕されます

宝暦十二年〈1762〉に父・桃園天皇が崩御されたが・・・

お世継ぎの親王があまりにも幼いと云う理由から践祚を見送る。

前回にも申した通り、伯母の智子内親王〈後櫻町天皇〉が皇位に就く事に

明和五年〈1768〉に漸く立太子した後に譲位を受け

二年後の明和七年〈1770〉の十一月に即位されています

しかしながら、生来の病弱で、後継の皇子もないまま在位中に崩御

この為に、後継を巡って混乱が生じ、崩御の発表も十日遅らせています

後桃園天皇は崩御の痕も・・10日間在位していた事になっています

後桃園天皇には弟が居られたのですが、ナント兄より先に逝去していました

これで、中御門天皇の直系の皇統は途絶えてしまいました

そこで、中御門天皇の弟が創設した閑院宮家からの養子【光格天皇】が即位

内親王が一人いて、古来からのしきたり通りに、光格天皇の中宮になります

しかし何と云う事でしょう、生まれた二人の皇子も夭逝したために・・

中御門系列の血統は完全に途絶えてしまいます


最新の画像もっと見る

コメントを投稿