いよいよ始まりました【遥かなるルネサンス】展昨日・神戸市博物館へ行ってきました
お昼一時から三時まで詩吟の教室を我が家で開いているので、終わってから駆け付けました
まず、西院の格安のチケット屋さんで三ノ宮までの往復券を買いに入りました
ナント!【遥かなるルネサンス】展のチケットが一枚だけあったのですラッキーでした
普通、京都・三ノ宮往復で1200円、チケットが1300円で合計2500円が1770円でした
このチケットの前売り券を〈1300円が1100円〉買うの忘れてて、逆に良かったなんて
さて三ノ宮に着いたらもう5時50分になっていました、土曜日は7時30分までだからと思っていたら
博物館の前まで来ると、係員の人が入り口で待っているんです??7時半まで違うのと思いました
玄関で初めて7時までと分かったのです、あと50分か・・でも折角来たので入りました
展示の解説を聞くレシーバーを借りるのに「あと50分やけどいけますか?」と
「大丈夫ですよ、全部で30分の録音ですから」との答えに、安心して借りました
ここで【遥かなるルネサンス】展に行かれる方にお勧めです料金600円ですが値打ちありますよ
天正遣欧少年使節の行動の順を追って解説してくれています、
欧州諸国の歓迎ぶり・・特にイタリア各地の国を挙げての歓迎には、本当に感動しました
それも13歳から14歳の少年に対してです・・・頭が下がります
この展示の模様はカメラ禁止なので伝えられないと思っていたら神戸市博物館のページにありました
この写真を掲載させていただいて会場の雰囲気をお楽しみください、開催前日の開会式からです・・・
次の三枚は、いずれも正面入り口入った処です・・・この雰囲気で出迎えてくれます
そして、いよいよ会場へと向かいます、こちら『バッコス祭〈ナッソスのアリアドネ、もしくはアンドロス島の人々〉』で
1616~1623の作品で大きさは、175✕188㎝です
下の作品は「レダと白鳥」で1550年ごろの作品で大きさは147・5✕147・5㎝です
次の5作品の写真は、作品の検品をしている模様でしょうね?
こちらは「少年と騎士見習」という1570年代の作品で大きさは、205×104㎝です
こちらの作品は「バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像」で1568年頃、60×40㎝の大きさ
熱心に調べているのが、伊東マンショの肖像です、もっと大きな作品かと思っていたら54×43㎝で、1585年の作
こちらの、冑〈25×33㎝〉と鎧〈51×40㎝〉は図録にはバラバラになっていますがこのように一つになるのですね1584年頃
冑と 合体 鎧が
現地の女性が調べているのは「古代の建物が描かれたローマの地図」です
このように詳しく作品内容が記されたのはこの図録のおかげです
この図録の中からもう二枚を紹介しましょう、まず少年使節からのイモラ市への感謝状です
文字の内容は・・御出世千五百八十五年六月十八日 〈キリスト降誕から1585年の6月18日に〉
伊藤純満所・千々石純弥解瑠・原之純 〈伊東マンショ・千々石ミゲル・原〉
丸知野・中浦純寿理安此井村罷通候處、〈マルチノ・中浦ジュリアンがイモラの町に〉
在所之諸人御懇不及申候。為向後如此候〈滞在し、貴族や市民たちから恩遇を受けた、その記念に我々の書を残す〉
「天正遣欧少年使節からイモラ市への感謝状」1585年6月18日付け 筆・インク・紙 27・5×21㎝とあります
~使節団のイモラでの滞在は短いものであったが、心のこもった歓迎は他に類も見ないものであった
4人の使節が1585年6月18日の昼頃にイモㇻの町に到着すると、教皇代理や参事会員たち、行政官や司法官が歓迎し
使節団の滞在という光栄に浴することに謝意を示した
そこで、使節団が次のボローニャへ出発する前に、当局がこの訪問を「永久に記憶」するために
「日本の文字で書かれたもの」を残してくれるよう少年使節にお願いしたことである
感謝状には日本語の文のほかに、ラテン語およびイタリア語の翻訳が書き込まれている~写真の上の文参照
最後に「天正遣欧少年使節の4人の少年達とディエゴ・デ・メスキータ神父の肖像」を図録の中から
左から、伊東マンショ・千々石ミゲル・原マルチノ・中浦ジュリアン・そしてメスキータ神父です
神戸市博物館さん貴重な写真の掲載ありがとうございました
お陰様で会場の雰囲気を知らせることが出来ました
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