今回の【伏見天皇】と次回の【後伏見天皇】と続いて【深草北陵】です
伏見天皇の時代も、大覚寺統と持明院統の対立が深まる一方です
大覚寺統が第90代亀山天皇、第91代後宇多天皇と二代続きましたが
後深草上皇の皇子〈伏見天皇〉が皇位を継ぐことで持明院統に戻ります
伏見天皇の即位の翌年には天皇の第一皇子胤人親王を皇太子に立てます。
これが益々大覚寺統の亀山上皇を刺激し、ついに事件が起こってしまいます
天皇の命を奪おうと、浅原為頼ら武士三名が御所に乱入。
後宮の世話をする女官たちの機転で、天皇は逃れて事なきを得ます。
この後もより一層両統の対立が深まって行き・・・南北朝へと向かうのです
さて次回も【深草北陵】ですが、先ずはその写真を・・・
北朝の「御光巌天皇」「後円融天皇」を含めて十二名の天皇さまが葬られています
深草北陵の真横をJRが走っています
今までの御陵とは少し趣の変わった・・・それでも気品に溢れた御陵です
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