2年前、34年間お世話になった会社を辞めた。
その年の社会保険料や所得税の高さにぶったまげたが、まぁそれでも再就職すれば老後に不安はない。
と思って職安やら、知人が相談人をしているミドルシニアに通ったが、何しろ田舎。職は警備会社か福祉事業が殆どだ。
福祉事業は資格がいるが資格を取得するには遠方で受講せなばならぬ。警備会社は知人の相談員が事前に相談してくれたが「病気持ちは。。。。。」。。。。高速道路の従業もダメだった。
パニック障害。何かあったら当局から目を付けられるのが怖いらしい。
まぁ、お袋の会社のお手伝いしていればいいかな?と思っていたがコロナ騒ぎだ。手伝うと言うより、退職金を注ぎ込まねばならぬ。
病状は会社を辞めて一旦は落ち着いたが、またこの頃かなり怪しい(独身男はダメですなぁ。。)
で、再就職活動をしてみた。変わらない。新規事業はまず無い。
と言うか、私がやめた会社がずっと募集しているのが目に入った。
はっきり言っておく。私がかつて勤めていた会社は、既存メディアの広告代理店だ。田舎は大手に吸い取られ、広告を打つ店舗がほとんどない。そして新聞社は生き残るにしても、販売店が無くなるのはもう間違い無い。
大型店舗や全国チェーンが押し寄せる。みんなテナントに入り家賃を払う。みかじめ料か?
地元商店街を守れと、自治体は言うが言うだけ。
また一店、愛着のある地元スーパーが閉じた。買い取ったのは隣の市に本社を構える地元スーパーだから、良かったね。
と思ってはダメだ。仕入れ先が全国チェーンで地元に支店がない。
大型スーパーは雇用を生み税金も落とすが、仕入れ先は?もっと細かく言えばキリがない。
今、コンビニで弁当を買ってきた。これはこれでいいと思う。
でも、かつての商店街の賑わいはもう帰ってこないだろう。高度経済成長と地元経済の落込みの間にいる昭和のかつての子供たちは、帰って来いよ、といいながら、やはり商店街に足を運ぶことはほとんど無い。
大店法を云々言っても仕方がない。新しい世の中が、幸せならば文句は言わぬ。
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