山頂にある御朱印を頂ける神社は山登りができるうちにと思い始め立山の雄山神社の御朱印を頂きに参拝してきました。
本来の目的は夏山の北アルプス山行で、室堂から五色ヶ原、薬師岳の縦走計画に同行させていただいたものです。
しかしながら、群馬県を4時30分に出発して7時頃富山県に入ったとたん土砂降りの雨。
サービスエリアに車を止め、天気予報などをインターネットで調べても天気の回復は遅くなりそう。
ということで、登山は中止にして雄山神社の里宮参りと漁師民宿で豪華海鮮料理ツアー?に切り替え、まず雄山神社前立社壇へ
立山ケーブルカー駅に向かう道からナビを頼りにお詣りです。
雄山神社前立社壇
これでいいのかと思うほど狭い道を行き、鳥居の脇の駐車場に止め参拝です。
門をくぐった右に拝殿が?あれその先に社務所がある。裏口から入ってしまったようです。
拝殿正面
本殿
社務所
神社の脇はすぐ川が流れ、我々が入った反対側にも参道がありました。
帰りの日にそばを通過したら、対岸の立山鉄道の駅からの道は立派な橋が架かっていて(高欄が擬宝珠付きの赤い橋)、渡りきったところにこれまた立派な鳥居がたっていました。
こっちが表通りで、駐車場もそちらにありそうな看板が出ていました。
降りしきる雨の中参拝し、社務所で御朱印を拝受しました。
峰本社遙拝という御朱印もありました。雄山登頂を断念していたので今回はこれを頂いておくことに。
次に予定している、中宮祈願殿の宮司様がいらっしゃるか伺ったところ、ご自宅の地図と電話番号が記載されたメモを頂きました。
早速電話したところ、今日は社務所にいらっしゃる事が確認できたので移動します。
雄山神社中宮祈願殿
立山は立山曼荼羅で知られる地獄の世界。神仏習合のころは立山大権現として祀られ、前立社壇、中宮祈願殿も立山に詣でる人の宿坊があった岩峅寺(いわくらじ)芦峅寺(あしくらじ)という集落にあります。
廃仏毀釈の嵐は立山でもすさまじく、多くの仏教施設が壊されたなか、現在の雄山神社として残っているそうです。(立山博物館の展示の受け売りです。)
ここの杉林は樹齢を重ねた立派なものでした。映画「剱岳 点の記」や今年公開された「春を背負って」のロケ地に使われました。
点の記のロケ風景は境内に展示されていました。春を背負ってについては宮司様に確認させていただきました。
ご自由にと書いてある祈願殿に昇殿し、中にいらっしゃる宮司様に御朱印を頂きました。
宮司様に立山牛王札の由来や映画の撮影の話など丁寧にご説明いただきました。
隣接し、県立立山博物館があり、そこでは立山曼荼羅の説明や剱岳頂上にあった錫杖の先(実物)が展示されています。
富山県立立山博物館
ゆっくりと見学したあと、立山のライブ映像をインターネットで確認したところ山が見える!
ということで、急遽、室堂まであがり天候次第で翌日以降の行程を検討することにしてケーブルカーの駅まで急ぎます。
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