今日は基地対策特別委員会が開かれました。
市長からは以下の5点の報告がありました。
・大規模災害が発生した場合の広域応援活動拠点に、池子の森自然公園運動施設の一部(400mトラック、野球場(大)、野球場(小))を指定した。
これは、逗子市が被災し、他県から消防車両を受け入れる場合、これまで消防本部を指定していたが、変更するもの。
・池子住宅地区及び海軍補助施設における生活支援施設整備について、消防署予定地については、現在埋蔵文化財調査を実施。その他の施設は設計中。
・池子の森自然公園緑地エリアについて、4月から土曜・日曜・休日の開園に加えて、正式に水曜日も開園日とした。
・池子住宅地区及び海軍補助施設に関する協定書及び覚書の更新について、現在の協定書・覚書は令和4年6月25日で期限となるため、南関東防衛局へ更新の申請をしている。現在、国と米軍との間で協議中。
・共同使用地及び医療保健センター進入路の返還については、引き続き国、米軍と協議していく。
委員会で多くの時間を割いて質問したのは、この間、池子の森40ヘクタールの共同使用を反対してきた議員の2名。
そもそも、国からの共同使用の提案を強固に反対し、逗子市の施策の足を引っ張ってきたにも拘らず、以下のような質問をしています。
「 」が2名の議員の主な質問の内容。
( )は共同使用に反対してきた立場なら、私ならこう主張すると。
「400mトラックは大雨の際、貯水機能を持っていて水浸しになる。大規模災害場所として大丈夫か心配。」
→共同使用に反対してきた立場なら、(大規模災害場所としてはふさわしくない。他の場所で考えるべき。)と主張すべき。
「埋蔵文化財調査は慎重に。」
→共同使用に反対してきた立場なら、(消防署建設前提の調査は認められない。即刻中止すべき。)と主張すべき。
「池子の森自然公園緑地エリアを年始も開園を。」
→共同使用に反対してきた立場なら、(そもそも、池子の森自然公園緑地エリアを開園すべきでない。)と主張すべき。
「予算を審査する上でも協定書及び覚書が開示を。」
→共同使用に反対してきた立場なら、(協定書及び覚書に署名すべきでない。いかなる提案があっても拒否すべき。)と主張すべき。
「開園はいいが、専門的な生態系調査を実施し、開園前と開園後の比較を。」
→共同使用に反対してきた立場なら、(池子の森自然公園は認められない。返還まで市民を入れるべきではない。)と主張すべき。
私は池子問題については思い入れが強く、逗子市議会議員になりたい。と思ったきっかけでもあります。
現在の共同利用を円滑に進め、40ヘクタール返還の実現をするためにも、いわゆる緑派出身の議員には自身の立場に沿った質問をして頂き、過去、緑派が批判してきた受入れ容認派のような質問は慎んでいただきたいものです。