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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

46年ぶりの返還

本日開催された日米合同委員会において、池子住宅地区及び海軍補助施設の土地及び工作物の一部について、日米両国政府により2024年11月30日までに返還されることが正式に合意されました。



逗子市としては1978年12月の第一運動公園接収地以来の46年ぶりの返還となります。

返還されるのは2001年に逗葉地域医療センターの進入路として整備した道路で、日米で共同使用し、逗子市が市道として維持管理してきました。

2002年に返還申請していたものの中々進展が見られず、議会でも何度も取り上げられました。

2018年11月14日に横浜市域への追加建設が中止になり、池子への生活関連施設、運動施設、修繕用作業施設、消防署を整備することが日米合同委員会で承認された以降、話が動き出し、2022年12月14日に両政府に返還が合意されました。

しかし、具体的な返還は決まらず、私も昨年2月21日今年の3月21日には池子米軍接収地返還促進市民協議会の会長として防衛省へ早期の返還実現をお願いして来たところです。

今回の返還の内容は
 土地 約0.25ha及び工作物(囲障、舗床等)
  車道 長さ約211m、幅員6m
  歩道 長さ約158m、幅員2.5m
となります。



次のステップは現在共同使用中の池子の森自然公園約40haの返還です。

2011年11月9日日米合同委員会では「当該土地(40haのこと)の返還については、引き続き、日米間で協議することとし、できるだけ早期に返還が実現できるように努力する。返還に向けた手続きについては、日米間で調整の上、適切な時期に開始される。」との内容が承認されています。

生活関連施設等の工事が行われている間に、返還手続きが開始されるよう、活動して参ります。

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