(株)リビエラリゾートの専務でブルーカーボンベルト・リビエラ研究所の渡邊代表理事より、リビエラ逗子マリーナの藻場再生の見学のお誘いを受け、同僚議員とともに伺いました。
藻場が壊滅的になっている、小坪沖を再生すべく、リビエラ逗子マリーナのハーバー内の桟橋から早熟性カジメを巻き付けたロープを垂らし、成長を促し、胞子が周辺へ定着し、藻場を増やしていく取り組みです。
早熟性カジメは神奈川県水産技術センターから提供を受けています。
渡邉代表は逗子湾周辺だけでなく相模湾一帯を藻場再生をベルト状につなぎ連続した海洋生態系再生地帯であるブルーカーボンベルト「湘南ブルーカーボン」を提唱しています。
今日は小田原、葉山、横須賀で同様の藻場の再生、ブルーカーボンに取り組んでいる、ダイバーの皆さんが参加し、実際に海に潜って藻場の状況を確認しました。
私は3度目の見学になりましたが、徐々にカジメが増えている印象を受けました。
それでも、成長したカジメが、アイゴやウニによって一日に食べつくされてしまうこともあり、大きな規模で取り組まなければ、藻場は再生できないとの話が印象的で、逗子市はもとより、国や県の協力が不可欠と感じました。