逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

大型ダンプその後2

 「(仮称)向原ビル新築工事」の大型ダンプに「殺すぞ。」と脅かされた件で、「説明したい。」の申し入れを受け株式会社ヨーク 代表取締役、大勝建設株式会社 代表取締役社長と本日、お会いしました。

 「不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。」との謝罪がありました。

 しかし、私が受けたのは不快な思いなのでしょうか?

 皆さんは「どこの会社だ?」「殺すぞ。こら。」と顔10㎝ぐらい近づき、どすの利いた声で言われたら、不快になりますか?私は「怖い。」と感じました。

 ですから、頭を下げられても、逆に怒りが込み上げてきました。

 その後の話はいきなり、今後の工事予定。入口の門のコミ箱を壊して10トンの大型ダンプを使って「明日からでも工事を再開したいと。」

 う~ん。理解出来ません。

逗子市まちづくり条例に基づく協定書には

「乙は、開発事業による現場へ搬出入する車両等の運行については、周辺住民に運行計画等の周知を図り、一般通行車両及び歩行者の妨害とならぬよう十分配慮して運行することとともに、現場周辺道路の清掃等維持管理に努めること。」

 と記載されています。1日のダンプの台数もハッキリしていない。そもそも、あの場所に大型ダンプが入ってくることすら近隣住民には周知していないのです。協定書にある周辺住民への周知は行っていないことを事業者は認めました。

 また、

 私は10トンの大型ダンプを見れば恐怖を感じますし、4トントラックなどで工事を行うべきと考えますが、私が通行許可する権限がある訳でもありません。

 事業者側は「4トンにすると2から3倍の車両台数になり工事期間も長くなり、迷惑を掛ける。」と説明しましたが、それはコストが掛かるからやりたくないだけであり、事業者の良く使う手なのは十分承知しています。結構、甘く見られています。

 また、逗子市まちづくり条例に基づく協定書には

「乙は、開発事業着工前に近隣の家屋等の現状調査を行い、その資料を整理、保管し、開発事業により生じた損傷等がけんしょうできるようにすること。」

 とありますが、近隣住民への聞き取りにより十分に実施されていないことも明らかになりました。

 大型ダンプの通行に関しては不安であり、相談は市役所にすべきか警察にすべきか、近所の人たちと話していたところでした。との連絡も住民から頂いています。

 一番重要なのは工事車両が通る生活道路に面する市民の意見であり、工事の周知です。

 残念ながらそのことを十分に理解していないので、再考を促し、お引き取り願いました。

 

 
 
 

 

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