二子山での滑落事故を想定した逗子消防と横浜市消防局航空隊との連携訓練に同行しました。
20代の男性2名が二子山のハイキングコースから滑落したとの119番通報を受けて南郷上ノ山公園駐車場からハイキングコースへ入山。
ハンドマイクを使って、通報者の名前を呼びます。
滑落した要救助者を発見。
1名は自力で山道へ上がれるものの、1名は負傷し動けない状況。
隊員1名が斜面を降り、救助へ。
救助の準備にかかります。
レスキューストレッチャーを使い斜面から山道へ引っ張り上げます。
無事に山道へ救出することが出来ました。
要救助者をヘリに乗せるために、空が開けている場所へ移動します。
とは言っても幅1mの山道。狭いです。
発煙筒でヘリに位置を知らせます。
横浜市消防局航空隊のヘリが上空へ。
要救助者をヘリでピックアップ。
2回目の救助は隊員が1名で降下し、
そのまま、要救助者を確保し、ヘリへ戻ります。
素晴らしい技術です。
二子山山系では年間を通じて、119番通報があり、消防が出動しています。
また、年1回程度、横浜市消防局航空隊へヘリの出動要請を行い、ケガ人がヘリで搬送されています。
そのため、逗子消防では春と秋に救助訓練を行い、また横浜市消防局航空隊とも連携訓練を行っています。
今回の訓練によって、逗子消防の救助技術が向上し、横浜市消防局航空隊との連携がより強化されたと感じました。