先日、桜山4丁目に本社を構える「高幸建設(株)」の岡川社長から「カジメの養殖に取り組んでいるけど、興味があれば見学に来ませんか?」とのお誘いを受けました。
早速、同僚の議員6名と共に小坪マリーナへ伺いました。
高幸建設(株)では藻場の再生するために小坪マリーナ内に保冷車を設置、養殖施設としてカジメ、ウニ、アワビ、サザエの養殖に取り組んでいます。
マリーナ内で海水をポンプで汲み上げます。
丸いタンクで濾過し
水槽へ海水を送ります。
施設内の水槽は2つ。
カジメの養殖は、鹿島建設葉山技術研究所で行っている大型海藻培養技術で逗子固有のカジメの種苗を購入し、水槽内でカジメの幼芽をロープに根をはるよう栽培します。
成長した段階で、ダイバーに海中の岩に巻き付けます。
昨年7月にカジメの養殖を初め、1月27日に育ったものを試験移植として岩に巻き付けたばかりです。
他の方法として、養殖施設である程度育てた後、大型の筏に移し成長させ、成熟してきた段階で岩礁の上の海に移動させ、胞子を広く散布させる方法も考えています。
また、逗子のウニを捕獲し小坪マリーナ桟橋横にてそのウニの畜養を実施しています。
そのままでは全く身が無いので北三陸ファクトリーのペレット状の専用餌を一つずつウニに食べさせ、食用として育てています。
試食させて頂きましたが、しっかりとした美味しい「ウニ」でした。
ゆくゆくは市内のお店での販売を計画しています。
他にも、アワビやサザエ、鯛の養殖などに取り組んでいて、新しい逗子のブランド商品に期待が大きく膨らみます。
今後の取り組みを応援していきたいと思います。