3連休の中日でお盆の連休に入っている方も多いいのではないでしょうか?
逗子海岸も多くの来場者がありましたが、一番の人出まではいかず8,000人程度で、一方、逗子海岸ウォーターパークは今夏一番の来場となりました。
午後からは逗子マリン連盟の声掛けで、海上保安庁横須賀保安部、逗子警察、逗子市、逗子サーフライフセービングクラブ、逗子海岸営業協同組合の合同によるパトロールが行われました。
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西浜をスタートし、東浜まで海水浴場利用者への安全な呼びかけを行いました。
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沖には警察の警備艇2艇と海上保安庁の巡視艇1艇が配置され、安全指導が行われました。
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私は海上パトロールに海上安全指導員として参加しました。
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今回は水上オートバイへの指導が積極的に行われ、東浜では船舶免許証と船検の確認作業が実施されました。
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毎回、徐行をしない、操縦者も確認されていました。
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そして夕方、これまでの逗子海水浴場の取り組みを愚弄する出来事が発生しました。
午後4時頃から、海の家「viviana」の利用者2名が泥酔(急性アルコール中毒)で救急搬送(救急車2台が出動)。
また、2名の泥酔者が海岸監視所横の救護所に運ばれました。
この4名は7名のグループで「viviana」にて11時から飲酒を行いました。
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ライフガードは「気持ち悪くなった人がいる。」との通報を受けて行くわけですが、「トイレから「viviana」まで運んで欲しい。」とか救急車の乗車拒否であるとかが発生し、「viviana」で救護活動を行いました。
また、救急車による搬送も、付添い人がいなかったり、相当な時間を要しました。
現在逗子市には救急車は3台(他に予備1台)体制であり、その内の2台が特定の海の家の泥酔者の搬送に使われたことになります。
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「2024年度逗子海水浴場事業者・利用者ルール」の「海の家の営業に関するルール」風紀上の対策について
「店舗内のアルコール類の提供にあたり、泥酔者を発生させないように努め、また泥酔者にはアルコール類の提供をおこなわない。」
と明記されています。
そもそも、浜での禁酒を決定した際「浜では持ち込んだアルコールを際限なく飲んでしまうが、海の家では、泥酔者を出さないようセーブできるから、浜を禁酒にして海の家だけで飲めるようにする。」としたものです。
今回のこのルールを破り、安心安全なファミリービーチを汚すだけでなく、3台あるうちの2台の救急車が出動し、結果、市民が利用できる救急車が1台となってしまった市民の生命の危険までさらすことになりました。
このような重大な事件が発生したにもかかわらず、担当課長は、当該店長と立ち話で対応したために、しっかり市役所で対応するよう、厳しく注意しました。
その際、当該海の家の責任者からは
「意地悪をしないで欲しい。」
「お酒(アルコール)を提供する以上、泥酔は起きる。」
「極端な話し、1杯でも泥酔はする。」
「じゃぁ、菊池さんならどうすればいいのですか?」
等の話がありました。
しかも、副代表(副店長)なる方にスマートフォンを向けられ撮影もされました。
「意地悪ではなく、ルール違反に対してどう対応するのか、私は課長に話をしている。」
「泥酔者を発生させないようにとある以上、それに従って海の家が考える問題。」
「泥酔者を対応するために、ライフガードがいる訳では無い。溺者に対応するために居る。逗子にある4台の救急車の内、海の家の泥酔者に2台の救急車が出動している。問題である。」旨の説明を行いました。
まぁ、私が海の家に対して直接、意見を述べるのも筋違いかもしれません。
市議として、担当である経済観光課が厳しい対応をしなかったのが全ての責任です。
明確なルール違反を犯した海の家の従業員からスマートフォンを向けられ撮影され、「意地悪」「どうすればいい」と言われる。
過去には殺人事件も発生しており、命の危険を感じたので、警察に相談し、今後の対応は行政と警察に任せることにします。
また、8月17日の逗子海水浴所合同パトロールも市民の安全は保障できないため参加をさせないように市に進言したいと思います。