□聖書が7を復讐の数とした理由
農耕民カインは弟の牧畜民アベルを殺害しましたが、神はカインを冒涜すれば7倍の復讐をすると言いました。
7は「月火水木金土日」の1週間を示す星回りで、農耕に必須な暦のことです。農耕は開拓などで自然に手を加えます。
その際川の氾濫などしっぺ返しを受けるのです。
復讐とはそのしっぺ返しのことです。
□7の意味
聖書は農耕民より牧畜民を尊ぶが、カインを守ることから農耕の大切さも示しています。
『7』は星、そして自然の力の象徴 。
自然に手を加えると、気象が変化し、しっぺ返しをくらいます。
農耕民カインは自然の象徴でもあり、カイン(自然)に手を下すと 復讐 されるのです。
ラッキー7のルーツ → https://getnews.jp/archives/2823187
□神と宗教 戦争がうまれたのは農耕がきっかけ?
神が農耕民カインより牧畜民アベルを重宝したのは、人間社会が元々狩猟を営んで来たからです。
聖書はここで、狩猟社会と農耕社会の象徴としてカインとアベルの物語を描いているのです。
戦争は狩猟本能に根差すのか?
狩猟本能に根差さず、人間社会が進化を経て、戦争は生まれたとする研究もあるようです。 https://wired.jp/2013/07/25/to-war-is-human-perhaps-not/
やはり農耕文化によって生まれた宗教の副産物、『権力が戦争の原因』なのではないでしょうか?
□神と宗教と自然と気象と農耕と戦争と権力
農耕のため気象を読む必要がありました。
そのため天の星々を読み、無知な人々に理解出来る形で自然の力を擬人化し、神と宗教を作り、権力を生み出しました。
戦争の原因は、農耕のために誕生した「神話と宗教と権力」なのだと思います。
農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由 https://shuchi.php.co.jp/rekishikaido/detail/8626
□農耕が副産物で産んだ、神という名の『権力』が、戦争の原因。
決して農耕や天文が、直接戦争を引き起こしているのではありません。
引用:戦争は、定住や農業を始めたことによって、財産の多い少ないの差が生まれ、そうした財産を奪い合ったりするために、起こりました。 http://www.maibun.or.jp/qa/a28.html
□金と権力
要は必要以上の蓄え(財産)を欲しがる、『金融資本家』みたいな連中が 戦争 の原因です。※誠実に働いて稼いだ蓄えは問題ありません。
金と権力で格差は作られます。
□まとめ 人生クリア
人間は餓死しないために食糧を蓄え始めました。
農耕のため、天の星を読み気象予測をし、科学に無知な人々のために神を発明して神話という文学で理解させましたが、その副作用で神という名の権力が生まれました。
その権力が、戦争を生むのです。
神と宗教と自然と気象と農耕と蓄えと財産と権力と戦争
完
□狩猟本能と財産(収集癖)
財産を貯め込むのは、男性の『狩猟本能』から。
獲物をコレクションする性癖。
集めたもので能力を誇示し、権力を得ようとする。
戦争の原因は、農耕文化で豊になっても無くならなかった、男性の狩猟本能、有り余る収集癖、肥大した権力欲(性欲、コンプレックス)なのです。
男性の狩猟本能が、農耕文化がきっかけとなり、国家を奪い合うという巨大な権力欲となってしまったのでしょう。その権力欲を肯定するために、神と宗教は使われます。
物をため込む心理とは? 収集癖がある人の特徴6つ https://woman.mynavi.jp/article/200207-6/
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