深奥無限

自分の趣味や思い出を思うままに

それからの武蔵を訪ねて⑧

2005年04月28日 | Weblog
五百羅漢

霊巌洞への経路上にある五百羅漢の説明文に こう
書いてありました。
「羅漢とは、釈迦の教えを聞いて悟りを開いた俗体の
弟子達のことであり、釈迦の信仰の対象とされるよう
になった。五百羅漢の一つ一つを注意して見ると必ず
自分の身内にそっくりの顔を見出すことができるとの
言い伝えがある。」と・・・

それからの武蔵を訪ねて⑦

2005年04月28日 | Weblog
霊巌洞

金峰山麓にある霊巌洞は、雲巌禅寺の奥にある洞窟で
石体四面の観音が奉ってあり、岩戸観音とも云います。
武蔵は、この洞窟に篭もり参禅し、「五輪書」を著しました。
周囲は、うっそうと枯木が茂り、奇岩の上に五百羅漢が
苔むし、文字通り深山の気を感じさせてくれます。
「神仏は尊し、神仏を頼まず」(独行道)という武蔵が、静か
に波乱の生涯を振り返り、剣の道をまとめあげるのには
絶好の場所であったであろうことが伺えます。