飼い付けのチヌ釣りとは、各釣り船が固定で自船の釣り場を持っていて、そこにオキアミなどを予め撒いておいて、チヌを寄せて釣り場を作り、そこで釣り人が釣るというものです。
例年12月末ぐらいから翌年の5月ぐらいまでが飼い付けチヌのシーズンとなります。まーその年によって違いはありますが。
自分は今シーズン初めての飼い付けチヌ釣りです。そりゃーワクワクします。
昨年は5回釣行で、合計10枚を上げました。50cmの年無しと呼ばれるチヌも1枚だけ釣っています。ここのチヌの型は40cm以上あるものばかりです。
またこのシーズンに釣れるチヌは、居付きのチヌではなく、回遊するチヌの様で、臭みがなく身に脂も乗っています。真鯛と甲乙つけがたいほどの味です。
チヌの刺身を真鯛の刺身だと言って食べてもらっても、違いが判らず普通に食べている人が多いです。
とにかく、美味しいチヌです。
では釣行記の方ですが、和歌山県美浜港を6:00頃出船です。
本日の乗船数は3名で、自分は右舷艫に座ります。
和歌山県の釣り船の多くは予約順で、予約が早い人から順に好きな席を取るシステムが多いです。
ちなみに自分は2番目でした。
20分ほどで飼い付け場に到着し、船頭さんが風と潮を計算し、アンカーを投入しました。
まずは、天秤にコマセかごを付け(自分の場合はラーク)80号のオモリで柔らかいクッションゴム1mの先に3号6ヒロの2本バリ仕掛けで始めてみます。
エサ取りはあまりなく、ビシを底から3m程に持っていき、3投目で本命の当たりがあり、慎重にやり取りをし、上がってきたのはこの日唯一の48cmのチヌでした。
本命が釣れましたので、まずは一安心です。その後はエサ取りが出てきたので、タナを上げたり、またエサ取りがなくエサが残ってくるとタナを下げたりし、イサギがポツポツ当たりました。その後9:00頃ハマチを追加した後、当たりが遠の来ました。
サシエが残るようになり、エサ取りも喰って来ない状況です。魚探にはサカナの反応は出ているが、エサに反応しない状態です。
誘いをかけたり、ハリスの長さを変えたりetc(ここからは内緒)色々と試してみますが、サシエに全く反応しませんでした。
当日は上潮が下げで、底潮はほとんど動いていない状態です。底に冷たい潮が入ってきたのかもしれません。
そんなんで11:30まで粘りましたが、当たりはありませんでした。
本日の釣果:チヌ48cm1枚、イサギの大きいのが5匹、ハマチクラスが1本でした。
タックルは、いつもと同じく釣り始め頃は、シマノ海攻マダイリミテッド300で波があまりなかったので手持ちでやってみようと思い、納竿まで250で通しました。
↑ チヌ48cm
美しい日の出 ↑ これを観れるのも釣り人の特権
日ノ岬の南に飼い付け場があるため、冬の西北西の風にも比較的強いです。
本日もほぼ凪でした。
写真↑手前がちぬで奥がイサギです。ちょっとカメラマン悪いですが、チヌは特に脂がのってヌルヌル
↑ イサギのムニエルです。マジ美味い!!
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