突如として明らかにされてきた、はつが野地区に施設一体型の小中一貫校新設問題をはじめとして平成29年度までに和泉市の全中学校区で小中一貫教育を実施するとの教育委員会方針。
しかし、市民はおろか現場の教師にも何も知らされないまま、今年度からモデル校研究がすすめられ、平成27年度には南松尾、信太、富秋中学校区で施設分離型の小中一貫教育が実施されようとしています。
全国や大阪府内でも広がりを見せる小中一貫教育ですが、問題点もさまざまに指摘されており、実施を断念したところや実施しても十分な時間をかけて研究や議論を行うなど子どもたちや地域への影響を考慮してすすめる必要がある問題です。
それからすると和泉市の教育委員会の方針はあまりに唐突で、急ぎすぎといわなければなりません。
こうした動きや学校給食の民営化の動きなどを背景に、泉北教職員組合などの呼びかけで4月23日に「和泉市の教育を考える会」が発足し、市民ビラの配布をおこなっています。和泉市職労も本会に参加することを決めました。
ひきつづき、5月18日(土)に市民学習会「小中一貫教育とは」を開催することにしています。ぜひ多くの市民の皆さんにもご参加いただきたいと思います。
- 日時:5月18日(土)午後1時30分より
- 会場:和泉シティプラザ・地下1階多目的室
- 講師:山口 隆さん(元東大阪市小学校教諭、前全日本教職員組合委員長、現大阪教育文化センター事務局次長)
- 参加費:無料
- 主催:和泉市の教育を考える会(連絡先:泉北教職員組合TEL0725-41-1953)
チラシのダウンロードはこちらから→「img-427113833.pdf」をダウンロード