2014年5月19日
泉南市長選挙の結果について
明るい民主的な泉南市をつくる会
5月8日投・開票の泉南市長選挙は、3候補のたたかいとなり、前副市長竹中勇人氏が16票の僅差で勝利しました。
「明るい民主的な泉南市をつくる会」(以下「明るい会」)は当初、市民本位の市政をつくるため、政策立案と候補者選びをすすめてきました。
しかし告示直前に保守系市議の一人が、「維新の会」の全面的な支援を得て立候補を表明しました。もしこの市議が市長に当選すると、昨年堺市、岸和田市の市長選挙でしめされた「維新ノー」の力強い流れを泉南市から逆流させることになりかねません。何よりも、橋下大阪市長のもとで行われている独裁的政治手法や「従軍慰安婦」発言のような侵略戦争を肯定する行為、大企業本位の開発や民営化による市民生活を犠牲する政策が泉南市に持ち込まれることは火を見るよりも明らかです。
「明るい会」は、市民生活を守るために、維新政治の持ち込みを絶対阻止しなければならないと考え、維新政治ノーの一点で前副市長竹中勇人さんを自主的に応援しその勝利のために全力をあげることを決定しました。
選挙戦は、維新丸抱えの候補が10種類近い大量のビラを1か月足らずの間に、新聞折り込みや全戸配布するなど宣伝戦で攻勢をかける形で展開されました。それに対し「明るい会」は告示前、告示後に合計11万枚のビラを配布して相手候補の正体を明らかにし、維新政治の実体を知らせる宣伝戦を展開しました。
こうした「明るい会」の献身的な活動が、竹中候補を応援する保守や無党派の方々との信頼を広げ、共同の力が大きく発揮されました。最終版で配布した明るい会のビラの紙面に、向井前市長や地域の保守の方も登場し、期待と連帯のコメントを寄せました。出発式や、最終盤には竹山修身堺市長が支援に入るなどの大きな盛り上がりがつくられました。
竹中候補の勝利で堺市・岸和田市・貝塚市に続き泉南市でも「維新政治ノー」の流れをさらに大きく発展させることが出来ました。今後は「明るい会」が掲げた「暮らし・子育て・教育・防災」4点の充実に向けて竹中勇人新市長と力を合せ、清潔、公正、市民本位の市政めざしてがんばります。
最後に、府下全域からご支援にかけつけて頂いた皆様、有難う御座いました。心より感謝申し上げます。
以上