国民平和大行進(平和行進)は、「ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!(ノーモア・フクシマ!)」「核兵器のない世界をつくろう」と核兵器廃絶を訴えて文字通り全国を歩く行進で、1958年6月に、被爆地広島から東京へ1000㎞を歩く最初の平和行進が行われました。以来、毎年すべての都道府県と7割を超える自治体を通過し、核兵器廃絶を願う人なら誰でも参加できるとりくみです。
平和行進が続いているということは、裏を返せば核兵器がなくなっていないということですが、平和行進を続けるもとで、確実に核兵器と人類は共存できない、という世論が世界に広がっていることも事実です。
昨年の東日本大震災、福島第一原発事故の深刻な事態を目の当たりにして核兵器も原発も人類と共存できないもの、そして、原発が核兵器づくりに結びつくものとしてあらためて原発ゼロ、自然エネルギーへの転換もスローガンにしながら、なくそう!核兵器を訴えていきましょう。
こうした中、2012年平和行進(東京~広島コース)は、東京・江東区夢の島にある第五福竜丸展示館前にて出発集会を開催し、1000人を超える参加者で行進をスタートさせました。
東京~広島コースの行進は予定通りに行けば、6月30日に大阪入りし、和泉市は7月3日(火)朝から出発し、泉大津市にバトンをつないでいく予定です。
平和行進の模様は日本原水協のHPを参照して下さい。こちら→http://www.antiatom.org/intro_activity/peace_march.html