和泉市が大阪、全国に誇る市内すべての小中学校で実施している自校直営給食が危機に直面しています。
和泉市教育委員会は今年5月の定例教育委員会議でわずか1回の審議で和泉市の自校直営給食を民間委託調理方式へ転換する方針を決め、平成27年度から正規調理員の退職不補充や非常勤調理員の雇止め等により順次民間委託化していくこととしました。
50年以上にわたって育んできたすぐれた自校直営給食を民間委託化することを保護者・市民にも十分知らせず、一方的に決める和泉市教育委員会の進め方に、現場の栄養教諭や教員、調理員はもとより、保護者、市民団体から批判と懸念が寄せられています。
和泉市の学校給食の充実を願う保護者や市民団体(新日本婦人の会、和泉母親連絡会)、労働組合(和泉市職員労働組合、泉北教職員組合)などでつくる「和泉市の学校給食をよくする会」は、新たに市民向けビラを作成し、3日(日)に新聞折り込みを行います。
和泉市に住んでいれば当たり前のように実施されている学校給食のとりくみのすばらしさを共有し、さらに充実を目指すとともに、安易な民間委託調理方式を導入させないために市民の関心が高まることを願っています。
ビラのダウンロードはこちらから→「img-731190800.pdf」をダウンロード