久しぶりに、何の意味もなく、ラストを見てボロ泣きした。それが、グランメゾン東京。
ドラマとしての完成度の高さとか、そういう批評的なことはまるで無関係に、ミシュランの三ツ星発表のシーンで、グランメゾン東京の文字がスクリーンに映し出されると自然に涙がこぼれた。
たぶん、それは、私が、やはり彼らのように、今も追い続けている夢があるからだろうと思う。いつまでも、どこまでも、終わらない夢があるからだろう。
尾花は言う。フレンチには、まだ限りない可能性があると。
自分の夢と照らし合せて、ものすごくきゅんとなった。