精神的でも身体的でも 具合が悪い日はある
主はどちらにしても母親にそれを言ったのは
小学生が最後だったと思う
風邪でみるからに熱があるとか席がすごいとか
そういうときは自動的に病院へ連れていかれたけど
自ら体調が悪いとか悩みがあって辛いとか
そういうことは隠してきたし今も言わない
怒られるから
中学高校でもみるからに体調悪いってときも
主が口に出さなくても 母親に伝わってしまった時は
決まって
「何やってんだ 遊んでばっかりいるからだ うつすな」
とかそういうことをイラつきながら言われる
子供のころは精神的な不調というか悩みを
恐る恐る母親に言ってみたり すごく嫌なことがあったりしたら
仮病で学校休みたいって言ってたりした
そういうとき世間の母親がなんていうか知らないけど
主は「何言ってんだ わがまま言ってんな はあ」
「はあ?!」と決まって強い口調で言われた
大丈夫?とか何かあったの?とかそういう言葉を
かけられたことは35年間一度もないし
もちろん 赤ちゃんの時以外で抱きしめられたことや
頭をなでられたことはない
触れられるときは 怒って殴る蹴るときくらいだった
だから今でも母親がパーソナルスペースに入ってくると
嫌悪感で反射的に距離をとる
話を聞いてもらうってことをしてもらったことがない
勇気を振り絞って言ってみたことも 些細なことでも
当たり前のように聞いてもらえないし否定される
自分の気持ちや思ってること感じてること
何が好きでどんな夢があって何が嫌で 何をしてほしいか
なにも言えなくなった
言ってはいけないんだと悟った
たぶん無意識の口癖なんだろうが
「はあ?!」っていうのが本当に嫌いでイラつく
だから 長所は何ですかと聞かれると
謙遜ではなくて本気で困る 無いから
何も言えなくなる
はあ 面接でこれが本当に困る