鑑賞ザメの行方は…

忘年会シーズンですね！
今夜辺りも繁華街は賑やかいでしょうね＾＾


今日は、忘年会で思い出した話があるので
その話を投稿します


ある日、友達の紗枝ちゃんと
カウンターでまったり飲んでいましたら （当時はばっちり飲んでました）


紗枝ちゃんの携帯が鳴りました。


電話の相手は妹さんのようです。


「もしもし～え？今から？無理だよぉ～」


電話の内容に耳を傾けると
妹さんが紗枝ちゃんに
今から自宅まで来て欲しいとせがんでるようです。


店内は賑やかだったので
紗枝ちゃんは私にアイコンタクトをして
静かな入り口付近へと移動しました。

私は、何があったんだろうと心配しつつ
揚げだし豆腐をつまみながら待っていました。

すると紗枝ちゃんはすぐに戻ってきて
お茶割を飲み干しおかわりを注文しました。


どうやら帰る気配はなさそうな感じです。


電話の内容を聞くと

妹さんの飼っているイヌザメ（サメの一種　観賞用）が
今にも死にそうで水面に浮かびつつあるらしいのです。
どう考えても今夜が山みたいです。


そして、妹さんの同棲中の彼氏が
ソレが死ぬ時は一緒に居てくれると
約束をしていたにもかかわらず
遊びに行ったまま帰って来ないらしい。


そこで、紗枝ちゃんに
電話を入れたそうなの。


例え魚だろうと一つ屋根の下
一緒に暮らしてきたんだもの。
家族同然と言っても過言ではないでしょう。

ウチも以前飼ってた金魚が
死んでしまった時
子供達と泣きながら
お墓を作ったという思い出があります。



そこで、私は紗枝ちゃんに言いました。


「忘年会また今度でもいいから
　　妹さんのところへ行ってあげて」

すると紗枝ちゃんは笑って言いました。


「ううん、いんだよぉ。もう解決したから」

妹さんの彼氏が
帰って来たのかしら？と思ったのも束の間







「冷凍しといたらって言ったら、そうするって」








れ、れ、冷凍？？


どうやら、妹さんは
サメが死ぬと臭くなるし
テレビを見るにもプカプカしてるとこが
視界に入っていやなんだとか＾＾；







結果、サメちゃんは

冷凍庫行きらしいです。






家族同然を冷凍庫…







いや・・・




死んでしまってからなら



いいのか？





だって、ウチの冷凍庫にも確かに入ってはいる。



ブリとかｱｼﾞとか、そんな魚だけど。。。






ん～～！！妹さんの彼氏～～～！！

早急に帰宅してくださ～いっ！！！






そんな切なる願いを込めて







私は店員さんを呼び止めると









柚子レモンハイをおかわりしました。 （当時です）




早くお酒が飲める体に戻りたい



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