のっけからコロぶ

日々の趣味のこと、日記として。

ミソサザイの観察

2025-02-08 06:55:00 | 日記


私が2日に渡って、何度も見つけて観察しておりまして
ミソっちにとっては迷惑だったと思います。出来るだけ
見てるのを気がつかれないように、木の陰から見ていた
ですが、いざすべての写真を見ていると、けっこう
こちらを見ていることに気がつきました。

ミソっち、ごめんね。だけど、とっても楽しかった
ので許してね~。

こちらが動かないと、人がいるのは判ってはいるが
警戒心が薄くなるみたいで、サワガニの赤ちゃんとか
小エビなどを捕獲してました。


どんな所に縄張りを持っているかと言うと、

① すぐに避難できる、隠れられる穴などがあること。

② 水場の近く、できるだけ水位が浅く、流れが少ない所。







こんなところに縄張りを持って、エサ探しをしてます。
北海道に探鳥旅行を今回もしたのですが、ミソっちのいた
フィールドは、海から5キロくらい少し山あいに入ったところ
でした。公園のような所で、公園内に小川が流れていました。
その川の流れがほぼ無く、水深が10cmくらい、緩かに流れて
いました。

散策していると、トムとジェリーのネズミのように、すっ飛んで
巣に戻るやつがいた。最初何が隠れたのか判らなかったが
そこの逃げ隠れた穴を陰から観察していると、10分くらい
したら出てきた、出てきた、ミソサザイだった。



隠れ家というか、巣です。この穴の前に直径3mくらいの
水溜まりがある環境。水溜まりは深さ5cmくらいか、水際
は1cmくらいの深さしかなかろうかと。

この隠れ家を中心に、直径3mくらいの範囲でエサ探しを
しているようです。水の流れが無いから、エサ取りも
楽チンみたいです。ルリビタキのように、水際を
縄張り巡回をするように回ってました。といっても
ルリビタキのように、ゆっくり飛んでるわけではなく
移動は極めて速いですね。飛ぶ前は判りやすく
尻尾を上に持ち上げてからピュンと移動します。



エサ探しに遠くまで行くこともあるようで、水溜まりから
どのくらいの範囲で移動するのは不明ですが、居なくなって
私が昼飯に1時間くらい離れている間にミソっちはもう
戻っておりました。

ミソっちは人間には敏感に逃げる時と、縄張り主張?のため
鳴き始めると、警戒心が薄くなる時と、いろいろな人間に
対しての反応をする鳥です。面白い生態ですね。

私が10mくらい離れた木の陰にイスに座り、身体を動かさず
カメラだけ上下させてましたが、気がついてはいるようで
すが、警戒心を少し解いていてくれてたようです。

エサ取りは、かなり頻繁に小エビなどを捕まえます。




人間が近くを通ると、石の陰でふせて隠れてました。
私には丸見えでしたけどね(笑)




全国各地に住んでいるミソサザイですが、この
フィールドのように、豊富なエサがあるところは
生きていくのに最適な場所ですね。ここでは
ミソっちに、いっぱい会えてホント嬉しかったです。


ミソっちとしては2日にわたって観察されたので
ほんとに迷惑な話でした。ごめんね、ミソっち。
でも、私はとても幸せな時間でしたよ。




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