新年、あけましておめでとうございます(遅)
2015年は毎月のように登山に行くようになり、体重を減らさないと登るのがツラいということで10kg程度の減量を達成することができました。人間、何かやりたいと思うことがあれば大抵のことは実現できるようですw
思い返せば2010年、友人から誘われた屋久島トレッキング用にとザックと登山靴にレインウェアを購入したことから徐々に登山にハマり始めていまはこの有様。不思議なものです。
さて、新年が明けても登山熱は冷めやらず、今年最初の三連休初日(1/9)に鍋割山へ行ってきました。ここは山頂山荘で出してくれる鍋焼きうどんが有名で一度は行ってみたかったところでした。
ルートとしては、まず前回同様大倉バス停近くの民家駐車場(1日500円)に車を止めたあと鍋割山へ。そこから稜線を辿って昨年5月にも行った塔ノ岳山頂を経由して下山という感じです。標高差1200m、距離18kmちょいを6時間40分くらいで歩いたようです(下記記録を参照)。1月にしては風も穏やかで日差しも暖かく、行動中は汗まみれになるくらいでした(笑)。ただやはり山頂は0℃近い気温で動きを止めると一気に体温を奪われていく感じでした。装備はしっかりしていきましょう。
大倉バス停近くの民家駐車場から鍋割山への登山道に向かいます。塔ノ岳とは入り口からルートが異なるので注意。いつもの地図は買っておきましょう。
山と高原地図 丹沢 2015 (登山地図 | マップル) | |
昭文社 地図 編集部 | |
昭文社 |
入り口にはちゃんと標識が建ててあります。
鍋割山への登山道は長めの林道が続くので、この寒い時期の登山にはウォーミングアップに丁度良かったです。
ちょっと進むと謎のネットが。
鹿避けのネットでした。
昨年塔ノ岳に登っている最中でも見かけましたが、鹿の食害が深刻なんでしょうかね。。
ゆるやかーな林道歩きが続きます。
何度か渡渉しますが橋がかかっているので問題なし。
標識もポイントポイントで立ててあるのでまず迷わないかと。木々にマーカーリボンも付けてあるので確認しつつ進みます。
小丸尾根を伝うルートとの分岐。今回は左手の鍋割山直進コースを進みます。ちなみに小丸経由を進むと塔ノ岳よりの稜線に出ます。
日向では日差しが暖かかった。このあたりはまだまだ緩やかな傾斜なので汗をかくこともなく、ちょうどいい散歩といった感じです。
と、水をたたえたペットボトルの大群が。これはどこかで見たことのある風景!
はい、ということで山荘で利用する水でした。今回も2リットルほど持って上がります。
同じタイミングで歩荷の方も水を積んでいたのですが、積んでる量が半端なかったです。。
ここから2.4kmで山頂の標識。意外と短い?(フラグ
ようやく山道らしくなってきました。ジグザグに登っていきます。
登ってて思ったのは、塔ノ岳にまっすぐ登るルートよりこちらの方が登りやすい気が。あっちは階段が大量にある上、大小の岩が転がってたりするので精神的にも疲れ(ような気がし)ますが、こちらはそのようなこともなく。ただし傾斜度にはこちらの方が強め。
冬用のウェアを着てたら汗が出まくりだったので途中からロンT+サーモライトシャツのみに切り替え。なんか秋登山のようです。
特に苦しむことなく(※)、山頂(1272m)へ到着!
(※)当然、息切れはするw
この日の富士山はちょっと雲がかかってました。しかし山頂付近は見えてるので、これはこれで風情がありますな。
一息ついたら山荘に向かい、
名物、鍋焼きうどんをオーダー!1人前1000円也。オーダーは伝票に自分で名前と人数を書いて、受け取る際にお金を支払います。流石に名物だけあってプレオーダーが結構入ってました(5、6注文くらい?)。
とはいえ手際が良いのか10分と待たずに受け取れました。
こちらがその鍋焼きうっどーん。熱々です。
ただ、外で食べるとどんどん冷めていくので注意w 外気温0度近いですからねぇ。
それにしても良い天気ですわー。
美味しいうどんも食べられたし、体が冷えて固まる前に塔ノ岳に向かって縦走開始します。
縦走路がなぜかドロドロにぬかるんでる…。鍋割山に登るまではそんなことなかったのに、なんでだろう?
塔ノ岳へはいくつかのピークを越えるためアップダウンが続きます。
金冷しに到着。塔ノ岳登山路との合流地点です。大倉からここまで鍋割山と塔ノ岳の登山道は行き来できません(一応一本破線ルートはあるけど)。
塔ノ岳の登山ルート名物(?)階段を登っていきます。
階段が延々と続きます…。整備されてるのはありがたいのですが、延々と続く階段ってなんとなく疲れます。
ということで山頂へ到着!8ヶ月ぶり2回目w
1月だというのに人多かったですねー。まあ自分もホイホイ登ってきてるので人のこと言えませんがw
塔ノ岳から見る富士山はほんといいですよねぇ。視界が開けててものすごく綺麗。これだけで登る価値ありますわ。
富士山頂は-20℃〜-30℃くらいなのかな…。冬の富士山でも完全防備で登ってる人いますが、その領域にたどり着けるのはいつの日か。(そもそも行く気があるのか)
さて、一息ついて水分補給したので下山します。
時刻は12時半くらい、日差しも完璧。
登ってきた階段を降りていくと、ふと視界に何か動くものが。
おーーー。パラグライダー?
うおー、すげー。
思わず立ち止まって見上げてしまいました。世の中にはいろんなアクティビティを楽しむ人がいますねぇ。一度やってる人に話を聞いてみたい!
ひとしきり見上げた後、黙々と下山します。前述の通り、このルートは階段やらザレっぽい道が多いので、足運びに注意しつつ、黙々と。
↓はそのあたりを過ぎた林道なので気が楽ちん。
で、下山したあとは秦野「万葉の湯」さんに立ち寄り、汗を流した後ゆっくり露天風呂を満喫し、のんびり帰りました。
冬の温泉最高です。
さてさて、次はどこに行きますかな。
おまけ
平成72年!?(2060年)