Seriously?

ひとりごとです

映画 ■■オデッセイ■■

2016年03月01日 | 映画
後半寝てしまった!
面白かったのは
トレーラーで見ていた
火星で植物を育ててる辺り



映画 ■■オデッセイ■■

☆☆



今日の感想はネタバレ気味に



一人の人を救うために
莫大な予算が費やされ
貴重な数年間も使われ
NASAが総力を挙げて
中国の力を借りてまで
ミッションが遂行される

彼を見殺しにすると
NASAは痛烈に批判され
今後の宇宙探査に
大ブレーキがかけられるだろう

何としても連れて帰らねばならぬ



内戦やエボラ出血熱で
人の命が泡が消えるように
次々亡くなっていることを思うと
たった1人の命に
すごいエネルギーとお金をかけて救おうとしているのは
不思議な図だった

宇宙飛行士だから
博士だから
優秀な人材だから

国家の威信をかけて臨む
崇高な任務の遂行中だから
国家を挙げて助けなくてはならぬ

人の命には優先順位があって
誰の命をどれだけのエネルギーをかけて救うかの選択は
平等ではないのだと思った



感じたことを思いつくままに書くと…

あー。頭よくなりたいなー
どんな逆境に当たっても
投げやりにならず
冷静に問題を解決いていく高い知能が欲しい

と、思った



そして
一人取り残された宇宙飛行士を救うのに
中国が寛容にも救いを申し出て
NASAがそれを受けたのが
驚きのシーンだった

かつてのアメリカだったら信じられない
アメリカが自ら犯したミスを
自力で解決できなくて
中国に助けてもらうなんて

山より高いと思っていた
アメリカ人のプライドは
なくなったのか?

自信喪失の現れか
それとも柔軟になったことの現れなのか?

それとも中国に対するゴマすりか?

日本の映画では
絶対こういう描き方は出来ないのでは?



BGMが80年代ディスコミュージックなのも象徴的

全て完璧に制御されているプログラムを
解除して
アナログなやり方でサバイバルしていくのだ

今はなんでも検索すればすぐ答えが出たり
家電もスイッチ一つで
オートマチックにコントロールしてくれるから
頭を全然使わなくなってしまった

そんな今から見ると
全部自力で考えて、計算して
工夫していかないと問題解決出来ないのは
とても古臭い

古い音楽がよく似合う

そして、その古さが
手作りの世界が妙に新鮮



寝てしまったの勿体ないけど
また見直したいとも思わないのね

期待が大きすぎたかな
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2 コメント

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Unknown (ゴーダイ)
2016-06-29 19:39:14
最近のハリウッド映画って中国市場を狙っているから、けっこうチャイナが美味しいところ持ってたりするんですよねw
それこそ、懐かしの『2012』とかも人類を救う方舟は中国製でしたしw
ジュラシックワールドもトランスフォーマーロストエイジも中国大活躍っていうかw

私もこの前DVDで見たんですけど、やっぱ実話ってことで『アポロ13』のが面白かったなあ。
でもまあ、いつかこういう事件も起こりそうな予感はしますよね。それくらいテクノロジーって未だに三段跳びで飛躍してるし・・・
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ゴーダイさんへ (ann)
2016-06-30 00:49:51
そうなのか、やっぱり中国市場を意識したゴマすり???
なんだかな~

ゴーンさんはDVDで観て、面白かったと言っていました。

温暖化が進んだ地球を捨てて火星に移住する日が来るのかな?

しかし、火星に移住できるくらいのテクノロジーがあるなら温暖化だってなんとか出来そうな気がするのだが...
テクノロジーの今後の飛躍に期待します(私はリサイクルに励みながら...)
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