Seriously?

ひとりごとです

「しょうけい館」でいただいた小冊子

2023年05月25日 | 日記

誕生日の次の日に

こんな重い記事載せるのも
どうかなと思うが
 
ちょっと前に
予約投稿設定していた記事です
 
 
この間
九段下の「しょうけい館」に
行った時↓
 

しょうけい館行ってきました - Seriously?

九段下にあるしょうけい館に行ってきた「しょうけい」は「承継」を小さい子どもにも親しめるようにひらかなに変えたのだそうです戦傷病者とそのご家族が戦中、戦後に体験さ...

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「戦傷病者とその家族の体験記」
というタイトルの
小冊子をいただいた
 
今頃ようやく読んでみたのです
 
 
私が日々文句を言っていること
モヤモヤと不満に思っていることの
なんとなんと小さいことか
我ながら呆れた
 
自己肯定感が低い?
それがどうした
なんぼのもんじゃい
 
家があって
美味しい食べ物
お腹いっぱい食べられて
 
いろいろな娯楽に
お金と時間をかけられる
 
空襲に怯えることも
戦火に焼かれることも
戦争で家族を殺されることもない
 
 
山口で育ったから
広島の原爆については
ある程度分かっているけど
 
戦地に赴いた人たち
手足や視力を失うような
深い傷を負って復員して来た
人たちの悲惨な体験については
全然知らないものだな
「しょうけい館」行った時
思ったけど
この冊子読んでまた思った
 
戦地で傷ついた方々の向こう側には
日本兵に殺されたり
不自由な身体に
されてしまった人達もいるわけで
その人達やその家族から見れば
加害者側
傷痍軍人の方々が
戦争の被害者であるとは
言いにくい
自分の意思で
赴いたのではないとしても
 
 
それに
なんとなく
戦地で傷ついた人達には
保障が十分に支給されているものと
誤解していた
 
実際には
わずかばかりの恩給では足らず
奥様が必死に働いて
(ご本人は身体が不自由になって
以前の仕事や力仕事は
出来ないから)
家計を支えたとか
生活保護を受けて暮らしていたとか
 
子どもたちに
「戦犯」と言って
石を投げられたとか
なんともやりきれない
 
 
実は「しょうけい館」に行った時
うっかりして
 
2階の展示は見ないで
帰って来てしまったのだ
 
もう一回行ってみようと思う
 
 

同じく「しょうけい館」で
いただいた
水木しげるのイラスト入り
クリアファイル
なかなか
普段使いはできないデザイン
ずっととっておこう
 
 
日本中にいろいろな
戦争を伝える資料館があるけれど
傷痍軍人の方々が
潜り抜けて来られた苦難は
あんまり
伝わっていないような気がする
 
原爆や空襲など
市民が被害にあったケースの方が
我が事のようにみにつまされるし
 
軍隊を持たない日本になったから
また一般市民が徴兵されて
戦地で戦うなんて可能性は
もうないはず!と思って
関心が向かないのでしょうか
 
 
本当にもろもろ反省
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