Seriously?

ひとりごとです

坪倉優介 「記憶喪失になったぼくが見た世界」

2021年10月30日 | 読書
坪倉優介 「記憶喪失になったぼくが見た世界」
 

記憶喪失になり平仮名も書けなくなったり、簡単な言葉の意味がわからなくなったり、食べ物の名前や味も忘れているのに

早い時期に大学に戻らせたり、スクーターで事故に遭ったのにモトクロスをさせたりなど、私には真似できない大胆な接し方をするご両親に驚いた。
 
「無くした記憶を取り戻したい」と思ってきたけど事故後12年経って「今取り戻したら、この12年の新しい記憶が壊れてしまいそうだから思い出したくない」と変わっているのに感動した。
 
私のニューノーマルの日々も、数年後には愛着を感じ「戻りたくない」と思えるようになるといいな。
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