2024年一本目の映画
フィンランドの首都ヘルシンキを
舞台にした映画
映画 ◾️◾️枯葉◾️◾️
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
私にはこの映画の良さを見出す
審美眼を兼ね備えていない
とても残念
とても古い音楽ばかり流れて
しかもラジオや電化製品や家具や
部屋の内装がとても旧式に見えて
「これは50-60年台の話なのかな?」
と、思っていたら
ロシアのウクライナ侵攻についての
ニュースが
何度もラジオから聞こえてくる
じゃあこれはまさに現在のヘルシンキを
舞台にしていることになる
主人公は40代くらいかな?
と、思ったけど
わざわざネットカフェで
求人情報探してたけど
60代の私だってスマホで探すわ
と、思った
そんなふうに
現代のリアルな生活感とはかけ離れた
古臭いレトロな映画に見えた
なんかね
「リアルな今」に
愛着を感じられないんだろうなー
日本も今、こぞって懐古主義に
走っているけど
似たような感じ
主人公の男性の方に
好感を全然持てなかったのが
楽しめなかった原因かな
アル中で意思の弱い設定だとしても
なんだか放っておけないような
なんとかしてあげたくなるような
雰囲気があれば
「頑張れ!しっかり!」と
伴走できるのだが
私の気持ちはかなり離れてた
フィンランドは北欧の
福祉や男女同権主義の充実した国で
「揺り籠から墓場まで」
と、言われるくらい
生活が保障されているから
人々は貯金をする必要がない
(その代わり税金はムチャ高い)
と、聞いている
日本に住む私にとっては
理想の国のように思っていたけど…
理想の国を見ているようには
感じなかったなー
フィクションだから
リアルなフィンランドとは
かなり違うのだろうけど
「どうしようもなさ」ばかり
炙り出されていたような気がする
それでも汚いところ隠して
美化ばかりするよりはいいか
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