福岡滞在中に
Google Map で行くところを確認してたら
偶然見つけた田川市石炭・歴史博物館
以前
日本初のユネスコの世界記憶遺産になった
山本作兵衛さんの絵を紹介した
「作兵衛さんと日本を掘る」
という映画を見て
九州の炭鉱で働いていた人たちに
とても興味を持った
映画で
作兵衛さんの絵を通して紹介されていた
炭鉱での作業の様子や道具など
実際の道具など見て
炭鉱の仕事や暮らしを
リアルに感じられるかも?
と、思い
急遽、行ってみることにした
博物館に近づくと
高い2本の煙突と大きな機械が
目に入った
🎵月が〜出た出た
🎵あんまり煙突が〜高いので
さぞやお月さん煙たかろ〜
という歌を思い出した
「炭坑節」は北海道あたりの
炭鉱でできた歌かと思ってたら
なんとなんと!
ここ田川市が発祥の地で
ここの石炭記念公演に
「炭坑節発祥の地」の石碑があるとか!
知らなかったー
煙突も、時間があったら
もっとそばまで行ってみたかった
映画を見た時も
本当に興味深かったが
展示品の数々も実に面白く
興味を掻き立てられるものだった
炭鉱に働く人たちは
社宅のような集合住宅で暮らしていた
こちらは(いつ頃のものか忘れた)
早い時代の住宅
部屋も狭く一部屋しかない
屋外の共用台所
屋外の共用台所
これ!映画を見た時にも驚いた
給料は現金ではなく
炭鉱近くでしか利用できない
切符で支給されていたとか
何気なーく展示していますが
つまりこれ
鉱夫がここでしか生活できない仕組み
待遇に不満があっても他の炭鉱に移れない
他に選択肢がなく働かされている
待遇改善しなくて良い
報酬を低く抑えられるうまいやり方
よくこんなやり方思いつけるね
と、思った
それとも鉱夫の派遣は
別の組織が担当してて
その人たちがピンハネしていたのか???
昭和時代には台所付きの住宅になって
部屋の数も広さも増えたそうです
旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓
旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓
作兵衛さんのイラストでも
紹介されていた
機械を使うようになる前は
こうやって手彫りだったそう
とても暑いからふんどし1枚で
仕事していたそうだ
女性も上半身裸で
二人1組みで
時代が進んで
時代が進んで
機械を使っての掘削の様子
飛行機の時間も迫っていたので
結構パパっと見て
博物館を出たのですが…
家に帰ってから
リーフレット読み直して気づいた
2階にも展示があって
なんと!
山本作兵衛さんに関する展示が
あったのだ‼️‼️
作兵衛さんの絵も展示されているらしい
ものすごく残念!
でも、どうせ時間なかったから
作兵衛さんの絵見てたら
飛行機間に合わなかったかも知らないし…
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