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湊かなえ 「母性」
私も「母に認められたい」と切に願う娘だった。
逆に母親と仲が良くて「お母さんは私の親友」なんて言う、母親の愛を一身に受けて育った一卵性母娘も多いそうだが。
この小説の「母」がそんな娘で、母親から深く愛されて育った。
でも母から精神的に離れられず、自分の娘をうまく愛せない。
娘の人格形成に大きな影響を及ぼす母親という存在に考えさせられたが、独り立ちした後でも変わっていくことはできると伝えたい。
そして家庭内における父親の存在の希薄さ!
この小説の時代から価値観も大きく変わった。
家族関係もいい方向に変わっていると信じる。
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